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水に濡れても大丈夫! アウトドア・レジャーで使いたい最旬ワイヤレススピーカー5選

集英社オンライン / 2022年8月27日 11時1分

キャンプや川でのレジャーなど、夏から秋にかけて外でアクティブに遊ぶ際に持っていきたいのが、アウトドアシーンに対応する耐久性の高いワイヤレススピーカー。年間約300製品をレビューするオーディオライターが、製品購入時の目利きのポイントと今手に入れたい最新モデルを徹底解説する。(トップ画像 BLGKV / Shutterstock.com)

好きな音楽を川やキャンプで楽しもう!

スマートフォンやタブレットにBluetooth機能を使って接続する「ワイヤレススピーカー」が、近年人気を博しています。コロナ禍の中、室内で音楽や動画コンテンツの音声を楽しむため本格的にワイヤレススピーカーを導入してみたところ、イヤフォンやヘッドフォンによる音楽リスニングとはまたひと味違う魅力を発見した、という声もよく耳にします。



そして、夏・秋は自然と触れ合うアウトドアレジャーが楽しみな季節。家族や友人とキャンプに出かけたり、自宅の庭やベランダで気軽にアウトドアクッキングを楽しんでみたり。屋外でゆったりと過ごす時間には、お気に入りの音楽を持ち出したくなるものです。

そこで、アウトドアでの音楽リスニングにも最適なBluetooth対応ワイヤレススピーカーの賢い選び方と、筆者がおすすめする最新モデルを紹介しましょう。

「ワイヤレススピーカー」と呼ばれるカテゴリーの中にも、実はさまざまなタイプの製品が販売されています。その中でもアウトドアに持ち出して、スマートフォンやタブレットに保存した音楽 、あるいは「Spotify」や「Apple Music」といった音楽ストリーミングを再生したいのであれば、Bluetoothで接続できるワイヤレススピーカーがもっとも手軽でおすすめです。

では、自分のニーズにぴったりとマッチするアウトドア対応製品を入手するためには、Bluetoothスピーカーのどんな機能や仕様に注目すればよいのでしょうか? メーカーやショップ等のWEBサイトに掲載されている製品情報を見比べてわかることと、実機を体験してより深く知るべきことの2点から解説したいと思います。

アウトドア向けスピーカーの選び方

Bluetooth対応ワイヤレススピーカーといえば、ソニーやBose、JBLといったメーカーが売れ筋と呼ばれる人気製品を発売しています。まずはこういった信頼性の高いメーカーやショップ等のWEBサイトを訪れて、自分の好みに合う「デザイン」などをざっくりと品定めすると良いでしょう。

次に、アウトドアに連れ出して使用するのであれば「バッテリーの持続性能」は必ず確認しておくこと。市場で販売されているワイヤレススピーカーの中には、スマートフォンと無線で接続できても、電源は壁コンセントにケーブルを挿して取らなければならない「ポータブルじゃないワイヤレススピーカー」もあるので注意が必要です。

バッテリー性能については、アウトドアレジャーに出かけて約半日使い倒すことを想定すると、10時間以上の連続再生に対応する製品が理想的です。

またバッテリー性能と同様に重要なのが、「防水性能」です。「アウトドア対応」を謳うワイヤレススピーカーは多くの場合防水性能を備えていますが、念のため仕様リストの「防水・防滴/防塵」性能に関する記載を確認しておくことをおすすめします。

ワイヤレススピーカー等のポータブルオーディオ製品の防水・防塵(砂やホコリ)性能の指標はIEC(国際電気標準会議)が定めた「IPコード」で記載されることが多く、IPの後の3桁目が防塵、4桁目が防水・防滴性能を表しています(たとえば「IP67」であれば、「6」が防塵、「7」が防水・防滴)。

この数字が大きいほど耐久性に優れており、ワイヤレススピーカーの場合は防水・防滴性能が「5以上は雨に濡れてもOK。汚れたら真水で洗える製品」であると覚えておくと良いでしょう。なお、「7以上は一定条件(水面下15〜1mの場所に30分間)で水に浸かっていても大丈夫な製品」になります。防塵性能に関して記載していない製品の場合、仕様は「IPX●」(●に防水数値)のように表記されることも、併せて覚えておくと便利です。

川やプールなどの水辺での利用を想定している場合は、防水・防滴性能を持つ製品を選ぶようにしよう

パッケージやカタログに記載されているIPコードが防塵・防水仕様の指標になる

さらに、屋内の静かな場所と屋外では、スピーカーの「音の聴こえ方」は環境によって大きく変わるもの。バッテリー性能、防水性能に加えて、スマートフォンアプリ等を使って音質を自由にカスタマイズできる機能を備えているモデルを購入すると、アウトドアシーンでも自分好みのサウンドを得やすくなります。

最後に、買いたいスピーカーにおおよその目星がついたら、できれば近くのショップに足を運んで実機を体験してみましょう。写真を見て気に入っていたデザインも、実機を見ると印象が変わることがよくあります。想像していたよりもサイズが大きくて持ち運びづらいと、他の製品を選びたくなるものです。

そして店頭で試聴ができるのであれば、ぜひ音を聴かせてもらいましょう。先述のとおり実際に使用する環境によって聴こえ方は若干変わるものの、アウトドアで音楽を再生したときのおおよその印象は掴めるはずです。

ちなみに最近のBluetooth対応ワイヤレススピーカーの中には、同じモデルを2台揃えて「ステレオ再生」が楽しめる製品も増えています。そのため、ホームリスニングでバリバリ使うイメージを固めたい場合は、欲を言えば静かな環境でステレオ再生の試聴もしたいところです。

スピーカーの音質を調整できるイコライザー機能がアプリに搭載されていると、さまざまな場所でベストなサウンドが楽しめる

超タフな最旬ワイヤレススピーカー5選

ここまでアウトドアで使えるワイヤレススピーカーの選び方を解説してきましたが、それでもたくさんの製品がリリースされている現在、何を買えばいいか迷ってしまう人もいるでしょう。そこで、筆者がぜひおすすめしたい最新のBluetooth対応ワイヤレススピーカー「5モデル」を厳選しました。

音質のチューニングがしっかりとしているものや、専用のスマートフォンアプリを介して機能をアップデート・追加できるものなど、愛機として長く楽しめそうな1.5万円〜2.5万円台の良質なモデルをセレクトしましたので、ぜひ購入の参考にしてください。


●Bang & Olufsen「Beosound Explore」

デンマークの高級オーディオブランドによるスタイリッシュなアウトドアスピーカー。スクラッチ防止コーティングを施したアルマイト加工のアルミニウムボディは高い耐久性能を備えています。底面をゴム加工としているので、屋外の様々な場所に置いて も安定します。最大27時間も持つタフなバッテリーも魅力。オーディオの老舗であるBang & Olufsenらしいナチュラルサウンドが大自然の空気に心地よく溶け合います。

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●主なスペック
・価格:2万4900円(直販価格)
・防塵防水:IP67
・バッテリー:最大27時間
・アプリ対応:○
・ステレオペア再生:○
・スマホ連携によるハンズフリー通話:×
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●Bose「Bose SoundLink Flex」

ノイズキャンセリングイヤフォン&ヘッドフォンも大人気のBoseによる“水に浮く”画期的なアウトドアスピーカー。うっかり川やプールに落としても沈みません。ビーチの砂粒にも強い防塵対応のほか、本体は腐食や紫外線にも強いパウダーコーティングを施しています。独自の「POSITIONIQテクノロジー」により、本体をタテ・ヨコどちらの向きに置いてもパワフルなサウンドは一定のまま変わりません。内蔵マイクで通話もできます。

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●主なスペック
・価格:1万9800円(直販価格)
・防塵防水:IP67
・バッテリー:最大12時間
・アプリ対応:○
・ステレオペア再生:○
・スマホ連携によるハンズフリー通話:○
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●JBL「JBL Charge 5」

活き活きとしたパーティーチューンを存分に楽しませてくれるJBLの“小さな力持ち”。ファブリック素材を全面にあしらったスタイリッシュなデザインも魅力的です。内蔵バッテリーで最大20時間のリスニングを楽しんだり、スマホなどプレーヤー機器に給電できるモバイルバッテリー機能を搭載しています。JBLの「PartyBoost」機能に対応スピーカーを複数つないで、広い場所で一斉に同じ音源を聴いて楽しむこともできます。

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●主なスペック
・価格:1万7600円(直販価格)
・防塵防水:IP67
・バッテリー:最大20時間
・アプリ対応:○
・ステレオペア再生:○
・スマホ連携によるハンズフリー通話:○
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●Sony「SRS-XE200」

ソニーのBluetoothワイヤレススピーカーは、ほぼ毎年着実にアップデートを重ねています。最新モデルの本機は高い耐久性能を備えつつ、CDを越える高音質なハイレゾリューションオーディオ音楽コンテンツの再生が楽しめます。ほかにも小さなスピーカーでワイドなリスニングスポットを展開する「Line-Shape Diffuser」を搭載。本体は海でも安心して使える防錆対応です。本体がひと回り大きな兄弟機「XE300」もあります。

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●主なスペック
・価格:1万7600円(ソニーストア価格)
・防塵防水:IP67
・バッテリー:最大16時間
・アプリ対応:○
・ステレオペア再生:○
・スマホ連携によるハンズフリー通話:○
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●Sonos「Sonos Roam」

カリフォルニア発のオーディオブランド「Sonos(ソノス)」の最もコンパクトなワイヤレススピーカー。BluetoothだけでなくWi-Fiにも対応しているので、自宅ではホームネットワークに接続すれば、スマホを使わずに単独で音楽ストリーミングサービスを受けて聴くことができます。音の傾向はバランス良好。Amazon Alexaによる音声操作にも対応。スピーカーの置き場所を変えるたびにサウンドを最適化する自動チューニング機能も便利です。

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●主なスペック
・価格:2万3800円
・防塵防水:IP67
・バッテリー:最大10時間
・アプリ対応:○
・ステレオペア再生:○
・スマホ連携によるハンズフリー通話:×
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文/山本敦

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