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「理想の身体じゃなくてもいい」ー森拓郎&藤原望未が考える美しいボディメイク習慣

集英社オンライン / 2022年8月29日 11時1分

ボディメイクを提案する森拓郎と美容鍼灸師・藤原望未が、ピップエレキバンの50周年を記念したプロジェクトの1つ「コリナイ・カタリバ」に登壇した。2人が考える美しさのヒントと合わせて、イベントの様子を紹介しよう。

ピップ株式会社は、ピップエレキバンの50周年を記念して、コリに対する理解を深める「コリナイ・プロジェクト」を企画。その1つとして“趣味と肩コリ”がテーマのオンライントークイベント「コリナイ・カタリバ」を開催している。

8月5日(金)に行われたオンライントークイベント「コリナイ・カタリバ」の第2弾は「身体づくりと肩コリ」をテーマに、ボディーワーカーとして、様々な角度からボディメイクを提案する運動指導者である森拓郎さんと、美容をメインとした鍼灸師であり、「バチェラー・ジャパン」シーズン4で視聴者から注目を集めた藤原望未さんが登場した。



森拓郎&藤原望未の“毎日必須”のボディメイク習慣

“趣味と肩コリ”がテーマの本イベント。まず、ゲストの2人に投げかけられたのは毎日続けている習慣について。

これに対して森は「仕事でも趣味でもあるのですが、ランニングです。趣味といえども結構まじめにやっていて、フルマラソンなどのレースに向けて、食事管理を含めた目標設定をして日頃から過ごしているので、それが結果的に体作りになっています」とコメント。

さらに、フルマラソンであれば半年から長くて1年かけて体作りを行うことを明かし、その場を驚かせた。

同じ質問に対して藤原は「ストレッチとウォーキング、半身浴は毎日やっています」と話し、日課として「起きてから20〜30分、長くても40分は毎日ウォーキングして、帰ってきてそのままお風呂に入って半身浴で体を温めます」と回答。

元々は自身の悩みであった冷えやむくみ対策のために始めたそうで、習慣化してからは徐々に改善してきたことを明かした。

美容と健康の大敵! 肩こり解消法は?

今回のテーマ「身体づくりと肩コリ」にちなんで、肩こり解消法についても紹介。

藤原は「デスクワークで肩こりになっている人は首とか肩をほぐしがちなのですが、デスクワークの姿勢ってフラットな状態より手が内側に向いている状態なので、意外と前腕の内側が張ってきてしまっている人が多い」と指摘。その結果「腕が内側に向いて、猫背になる。無理やり肩を広げるよりは原因から改善するようにする方がいい」と解説した。

これを聞いていた森も「その通りです」と納得した様子。そこに付け加えるように「肩の血行が悪くなっているのは結果。肩が被害者で、加害者は腕なんです。腕が内側に巻く、肩が前に行って、頭が入ることにより、引っ張られている状態」と説明。

肩だけでなく、腕もしっかりとケアすることによって根本的な改善が見込めることを明かした。

その後、森が肩こりを改善するためのストレッチをレクチャー。実際に体験した藤原もその効果を実感。気になる方はぜひ動画のチェックを。

森拓郎&藤原望未が考える共通の“美しさ”

イベント後、ボディメイクについて語ってくれた2人にインタビューを実施。

まず、自身が思う“美しさ”とは何かについて質問すると、森は「僕は美容は健康の上にしか成り立たないと思っています。「痩せたい」とおっしゃっている方でも、便秘や冷え性、生理不順など、健康状態が良くない方に対しては、食事量を減らす方法や運動量を増やすことは提案しません。まずは健康にならないと、ボディは美しくならないんです」と説明。

実際、健康状態が良くない人から相談を受けた場合は、今よりも食事量を増やして健康状態を良くすることを目標とするそう。その理由を「病的な“ただ痩せただけの体”ではなくて、健康的に痩せることが大切。心身ともに健康というのはよく言いますが、外見だけではなく、自分自身が体調も良くて、さらにそれを認められているかが“美しさ”として重要なところ」だと、自身の考えを明かした。

また、同じ質問に対して藤原も、森の意見に賛同。「見た目だけでなく、内面の“自分に自信がある”“自分のことを好きでいられる”という気持ちを含めて“美しさ”だと思っている」と内面の美しさにも言及。

続けて「不健康な痩せ方をすると結局それがストレスになるので、心も病んでしまって内面の“美しさ”からはかけ離れてしまう。でも、健康的に痩せれば、見た目も綺麗になるし、何より心も明るくなってハッピーになれるので、“もっとダイエットを頑張ろう”とか“綺麗になろう”という相乗効果も生まれる」と健康的な痩せ方をすることで、外見だけでなく内面へのアプローチもできると語った。


“自分のことを好きでいる”ことの大切さ

また、2人が“美しい”と思う人はどんな人なのかと問うと、藤原は「自分に自信を持って、自分のことを好きでいる人。コンプレックスな部分も好きでいられたり……。内側からキラキラしている人ですね」とコメント。

森は「“今の自分が良い”と思えている人」と回答。自身のトレーニングに通ってくれている人を例に挙げ「ボディメイクに関しての方法論を持っているので、教えることができます。ただ、それをやってくださいって言っても途中でどうでもよくなる人が多い。僕は究極、目標を達成できなくてもいいと思っている。結果にはコミットしないスタイルなんです」と自身の方針を説明。

その理由を「思いつめてしまう人がどうでもよくなるようにアプローチする。例えば、ダイエットを目的に来られている方が、甘いものを食べてしまって、“食べちゃった”とネガティブに考えてしまうと、その食べたい気持ちを我慢し続けて理想の自分を作っても、結果的にマイナスの思考になってしまうし、ずっとそのまま。我慢しても“本当は食べたい”を育てているだけだと思うんです」と自分自身の意思に反して我慢することは本質的ではないと語った。

それを踏まえて森は「それよりは、“理想の自分の身体じゃなくてもいいや”って、どうでもいいように思える方がよほど幸せ。“この状態になれば私は幸せになるはず”と思っている方がいるんですけど、そうじゃないんです」と、まずは“自分自身のことを好きでいる”ことの大切さを主張。

最後に「恋愛と一緒。あの人を好きじゃなくなりたい!と思ったらどんどん好きになってしまうので(笑)。まずは考えない状態にすることが大切。僕のパーソナルトレーニングに来てくれる方に対しては、まず自分の理想に対する固定観念がどうでもよくなればいいなと思ってやっています」と締めくくった。

取材・文・撮影/瑞姫

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