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「のんびり見てる場合とちゃうで」愛あるツッコミを受けるフジテレビ・藤本アナの挑戦

集英社オンライン / 2022年9月4日 13時1分

東京大学からアナウンサーへ…華やかなルックスも相まって、2019年の入社時から注目を浴びていた藤本万梨乃アナンサー。後編では、春から担当している『お笑い向上委員会』の話や、ファッション、プライベートの時間の使い方を聞いてみた。

さまざまな現場を通じて学べること

――藤本アナウンサーは、報道からバラエティまで幅広いジャンルでお仕事をされていますね。

『めざましテレビ』では入社1年目からニュースなどを担当し、2021年は北京オリンピック取材、選挙特番にも携わるようになったところで、今年から『さんまのお笑い向上委員会』と、自分でも幅が広すぎる…とうれしく思っています(笑)。

――気持ちの切り替えが大変ではないですか?



実はたまにテンションを間違えることはあります。報道の現場で「おつかれさまで〜す!」と脳天気にご挨拶しちゃって、「あ、すみません」と(笑)。でも、ジャンルが違う仕事をさせていただいているのは、とてもありがたいですね。アナウンサーとして、自分がどういう分野に向いているかを知る機会になります。

――今は、どの分野が向いていると感じていますか?

どれも楽しくて、まだわかりません(笑)。『向上委員会』では楽しすぎて、ゲラゲラ笑いながら見ているだけになってしまうこともあって、さんまさんから「のんびり見てる場合とちゃうで」と突っ込まれたりすることもありますから。ワーッと盛り上がって、どこまで行っちゃうの〜!? と思っても、ちゃんと着地するのは、さすがレジェンド! お笑いの現場ってすごいな、学ぶことがたくさんあるな、と毎回刺激をもらっています。

――北京オリンピックはどんな経験でしたか?

取材に行くことが決まったのが、東京オリンピックの直後くらいだったんです。私はスキーすらやったことがない福岡県民なので、ウィンタースポーツの中には馴染みがない競技もあって、勉強しなくてはならないことがたくさんありました。でもそのとき「どうしよう!」じゃなくて「よし、やるぞ」と前向きにとらえられたのは、大学受験のとき嫌いな科目も必死に頑張った経験があったからだと思います。半年間みっちり予習して、北京に行ってからは週に6日、何かの競技について話さなければならなかったので、大変ではありましたけど、とてもいい経験をさせてもらったと思っています。

プライベートもテレビ三昧?

――今日のお洋服も素敵ですが、私服なんですか?

スタイリストさんが用意してくださった衣装です。でも私、衣装と私服がほとんど一緒なんですよ。アナウンス室で隣の席が藤井(弘輝)先輩で、よく「衣装・私服チャレンジ」をされています。私が着ている服を見て「うーん、衣装!」とか「私服」とかジャッジするのですが、そんな遊びができるくらい、違いがない(笑)。気に入った衣装は、買い取らせていただくこともめずらしくないですね。今日のお洋服も買取候補です!

――衣装と私服がまったく違う方も?

もちろん、いらっしゃいます。革ジャンにデニムでカッコ良く決めて出社され、ビシッとしたスーツに着替えてカメラの前に立つ方とか、素敵ですよね。

――オフの日はどんなふうに過ごされていますか?

だいたい、自宅でずっとテレビを観ています(笑)。最近は、バラエティ番組をよく観ますね。オンタイムや録画でも観ますが、今はTVerやFODという素晴らしいものがあるので、芸人さんのローカル番組をよく観てますね。根っからのテレビ好きなんですよね、私は。

――では、今後はバラエティ番組にどんどん出ていきたい?

いえいえ、そんなことはないです。基本的には、アナウンサーは前に出るものではないと考えているので。前には出ず、ノリはよく、というのが理想だと私は思っています。芸人の方から「前に出ろ」と言われたら出られる準備だけはしておきますけど(笑)。

――で、振られたらコントもやっちゃう。

はい、やっちゃったことがあります…。踊っちゃったこともあります…。あとでスタッフの方から「よくできるね」と呆れられましたが、褒め言葉だと受け取っています!(笑)

試験に遅れてもいいよと言ってくれた

――大好きな世界を職場に選んだ藤本さんから、現在就活を頑張っている世代にアドバイスはありますか?

やってみよう、という気持ちって、すごく大事だと思うんです。たとえば、私は大学生の時に「テレビに出てみませんか?」と誘っていただき、「やってみよう」と思ったことが、今の仕事に繋がっています。それが自分に向いているかどうかも、やってみないとわかりませんよね。だから、楽しそう、やってみたいと思うことは、どんどんやったほうがいいと思います。

――好きなことを仕事にすることへの不安がある人もいるかと思うのですが?

私がまさしくそうでした。子どもの頃から話すことが好きだったのですが、だからこそ、仕事にしてしまったら嫌いになるのではないかと、不安だったんです。その不安を無くすために、いろんな人に話しを聞いたり、インターンシップに積極的に参加したりしているうちに「大丈夫、仕事にしてもきっと楽しい」と思えるようになりました。

――その結果、今どう感じていますか?

仕事にしたからこそ、話すことがもっと楽しくなりました。下調べや取材をして、テレビの向こうにいる方たちに伝える仕事を選んで本当によかったと思っています。

――最後に、フジテレビのいいところを教えてください。

人の温かさを感じることが多いです。実は私、就職試験の最終審査の日に、最寄り駅まで行ったところでお財布と交通系ICカードを自宅に忘れてきたことに気づいたんです。走って家に戻りながら人事の方に電話して事情を話し、「もしかしたら数分遅刻するかもしれません」と言ったら「慌ててケガをしたら大変だから、ゆっくり歩いて来てください」と優しく言ってくれたんです。幸い、試験には遅刻しないですんだのですが、あの電話でますます「絶対にフジテレビに入りたい」と思いましたね。そんなふうに、優しくて、温かい会社なのが、フジテレビの自慢です!

取材・文/工藤菊香 撮影/神田豊秀

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