鈴木涼美さんは大学在学中から夜の街で働き、AV女優としてもデビュー。
その後、日経新聞の記者を経て、フリーとなったのちはアカデミズムから書評、エッセイなど多様なテキストを世に送る作家、コラムニストとして活動してきた。
『ギフテッド』はそうした鈴木さんの処女小説である。
物語の主人公は夜の街に暮らす女性。彼女の身体には、母がつけた傷があった。そしてその傷は、夜の街ではある特別な意味を持っていた――
――金属のドアの軋む音ではじまって、静かな言葉で終わる物語。すごくかっこよかったです。
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