16世紀初め、天文学者のコペルニクスが天動説を否定し、地動説を初めて唱えましたが、今の当たり前は昔の「そんなばかな!」という発見の連続。現代の科学でも解き明かされていない「ふしぎ」は、まだまだ世界にたくさんあり、知れば知るほど面白いのです。
本書では、そんな「科学」にまつわるちょっと意外で不思議なトリビアを、「生き物」「くらし」「体」「自然」「宇宙」の5つのジャンルに分け、それぞれ20個超集めてみました。イラストを多用し子供にもわかりやすく解説しています。
「生き物」のジャンルでは、たとえば「植物にも血液型がある」というトリビアを紹介。大根はO型、セロリはB型、バラはAB型といった具合です。
すべての植物ではなく、また植物に人間と同じ血液が流れているわけではありませんが、一部の植物には、人間の血液型を分類する「抗原」によく似た物質(糖たんぱく質)が含まれているため、調べれば人間のどの血液型に近い植物なのかが分かるのです。
「くらし」のジャンルでは「フライドチキンからダイヤモンドが作れる」という夢のある話を。しかも、フライドチキンの骨からできてしまうのです。