大学生活のほとんどを、旅や探検をして過ごしてきた。大学探検部で遠征を繰り返した結果、現在大学6年生となった。
そんな私が旅や探検で大切にしているのは、現地の人がどんなものを食べていて、どのような生活を送っているかを自分の胃袋をもって知ることだ。どんな国の人でも、自分の国の料理を外国人に美味しいと言ってもらうのは嬉しいもの。郷に入れば郷に従えというように、文化や常識が異なる国では現地の人と同じものを食べ、同じ言葉を覚え、一緒に生活をすることが信頼関係を築くコツだとも思う。
観光客向けのメシ屋を無視して10ヶ国以上のローカルメシを食べ続けてきた中で、特に印象深いのが、2022年4月に約1ヶ月滞在した南米・ペルーの食事だ。日本の真裏に位置するペルーでは、思わず心の底からウゲー!と言ってしまった食べ物に出会った。アンデスの高地やアマゾンではどのような「珍食」があるのか。案内していこう。