今場所も熱戦が繰り広げられている大相撲。
相撲協会もSNSなどでの情報発信に力を入れており、女性や若い方にもファン層は広がっている(ちなみに相撲好きのことを「好角家」と呼びます)。
私も千代の富士が番付を駆け上がっていた時代から40年以上ずっと好角家の端くれではあるのだが、そこは伝統ある大相撲、私なんぞはまだまだひよっこである。なので、こんなところで偉そうに相撲について正面から語るなんて恐れ多いというのが正直なところだ。
そこで今回は、私が長く注目している、広く奥深い相撲の世界の端っこの一部分について、触れさせていただきたい。
普段相撲をご覧にならない方でも本場所の最終日、千秋楽だけはテレビでちょっと見るという人もおられることだろう。
最上位幕内の優勝者を称える表彰式で、どでかいマカロンをうやうやしく捧げ持っている人をご覧になったことはないだろうか。それこそが今回話したい件である。