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55歳・美容エディター歴20年で肌年齢マイナス15歳が生まれ変わっても使いたいスキンケア5選

集英社オンライン / 2022年9月27日 17時1分

編集者になって30年あまり。そのうち20年余りは美容担当で、美容誌「マキア」の編集長も務めた私の肌年齢は今もマイナス15歳と診断していただきます。化粧品ってすごいんです、という話。

美しい肌は持って生まれたもの?

今年55歳になりましたので、てらいとか遠慮とかはかなぐり捨てて言ってしまいます。
肌がきれいだね、と言われ続けて20年あまり経ちました。

あああああーーー、すみません、すみません。
自慢じゃないんです。ホントです。
私が職業柄、いや職権濫用で得てきた化粧品の恩恵を伝えたいだけです、ホントです。

肌がきれいは七難隠す、は美容業界では当たり前の通説。
「でも結局、肌って持って生まれた素質でしょ?」そんな声もよく聞きます。



でも……私自身は30代より前はとくに肌を褒められることはありませんでした。
どっちかといえば地黒だし、毛穴もそこそこ目立つし、20代でたまたま行ってみたフェイスシャルエステでは
「志沢さんの弱点はここ! 今からしっかりお手入れしてないと一気にたるみますからね!」
と顎下のラインをエステティシャンの方にするりと撫でられたことも。
そう、私は子供の時から二重顎、太ってなくても二重顎。エラのない細面ってフェイスラインがぼやーんとしがちなんです。
あと、態度もふてぶてしかったからでしょうか。25歳くらいのときから、常に30代に見られてましたよ、トホホの老け顔。

そんな私が30歳も半ばあたりからは俄然肌を褒めていただくようになりました。

1年365日お手入れすることの大切さ

「肌、きれいですよね。化粧品、なにを使ってるんですか?」
「美容エディターさんだから、その肌はエステとか美容医療、バリバリなんですよね?」
「えっ、20代じゃないんですか?」

そんなことを言われるようになった30代も半ば過ぎ。
何が変わったかといえば、30歳を過ぎたころに美容担当編集、つまりは美容エディターとなったから。
で、本来真面目な性格の私が最初にやったことが、高級化粧品のサンプルを使いまくり……ではなく、毎日きちんとメイクをして、きちんと落とすこと、だったのです。

そんなの、当たり前じゃん、と思ったそこのアナタ! やってない人もいるですよ、少なくとも当時の私はそうでした。

酔っ払って帰ってきてメイクしたまま爆睡。
朝起きてから寝るまで、寝起きの顔のままで一日中過ごす休日。

とにかく肌に対して雑に生きてました。
そこを一念発起して、以下のルーティンを朝晩行うようにしたのです。

起床→ぬるま湯ですすぎ洗顔→ていねいに化粧水・美容液・乳液・アイクリーム・UVケア下地→ていねいにリキッドファンデ―ション・ポイントメイク。
帰宅→直ちにクレンジング→ぬるま湯洗顔→ていねいに化粧水・美容液・クリーム・アイクリーム。

これを365日欠かさずやることにしました。やりました。今もやってます。
休日はファンデの代わりに、今でいうBBクリームみたいな色付き日焼け止めにパウダーをはたく。もちろん出かけなくてもやる。もちろん夜にはクレンジングする。

はっきりいってこのルーティンを始めて1週間で肌は変わりました。
まあ、若かったしな。30代なんてまだピチピチだから。

現在のコスメまわり。美容エディター時代の1/3の量に

肌と化粧品は手をかけただけ応えてくれる

こんな風に基本のお手入れをきちんとしただけで、

肌の水分量増える→みずみずしく透明感がでる→きめが整う→しっとりなめらかに→ふっくらして毛穴が目立たなくなる→透明感が増すから何なら色も白くなる

というグッドスパイラルに突入したのです。

まずは自分で触った頬の手触りが激変したことに気づく、最初の1週間。
メイクのりがよくなってファンデもちょびっとでよくなる、その後の1ヶ月。
肌がきれいねと言われ始める、やがての3ヶ月。

ちっとも美人じゃないけど、肌がいいと得をするのは間違いない。七難隠すは戯言じゃない。
40歳目前にPOLAでしていただいた肌診断で、水分量19歳の数値を叩き出したのは、よき思い出です。

おかげで50歳を過ぎてからは、ファンデーションはゴルフと改まった席以外ではつけなくなりました。
これはある程度年を重ねると、ベースメイクは軽めにしたほうが老けて見えないというのもありますが。
それでも、ここぞ!(いつだよ)というときに、リキッドファンデを叩き込み、コンシーラーでシミやくすみをかくしてお粉で仕上げた肌の頼もしさというのもあるのですが、それはまた別の話。

この世には10万円のクリームがある

40代では美容誌「マキア」に異動し、次なるスキンケアの扉を開きました。
クレ・ド・ポー、ポーラBA、ランコム アプソリュ、コスメデコルテAQMW……世の中には10万円のクリームとか5万円のアイクリームがあることを知ったのもこの頃。

で……すげーわ、化粧品。
激務と加齢で大人の階段を登りつつあった肌に見事に歯止めをかけてくれた逸品たち。
ありがとう。この場を借りてお礼を言います。

マキア時代のブログで使用した画像。撮影時の日付入り。この時48歳、加工なしです

同じ日に撮ったすっぴん。48歳、がんばってます

その後、美容の現場を離れてはや7年以上たちますが、今でも365日、きちんとメイクしてきちんと落とすは続いてます。真面目でしつこいのよ、私は。

だって、お手入れと化粧品は裏切らないって身をもって知ってるから。
おかげさまで、先日某クリニックで肌水分量を測っていただいたら、マイナス15歳を記録。
ありがとう、スキンケア! これからもよろしくね!

てなわけで、あまり説得力はないかもですが、こんな私が今も愛用、生まれ変わっても使いたいなと頼りにしまくっているスキンケア5点をご紹介します。

肌に余計なものはいらないのでファンケルのオイルクレンジング

ファンケル マイルドクレンジング オイル

ミルク、クリーム、ジェル……さまざまなテクスチャーのあるクレンジング。
乾燥肌、大人の肌にはミルクやクリームがやさしいというのが通説だけど……私が溺愛するのはこれ。
結局オイルでしーーっかりいろんなものを落としてさっぱりつるんとした肌になることが、その後のスキンケアの効果も上げてくれるし、基本のきと実感しています。
とにかくこれ1本でメイクはすぱーーっと落ちる。会社から帰宅後、着替えたら、こちらでソッコー、クレンジングがテッパン。仕事疲れのくすみまで落ちる気がします、マジで。

デイリーのデイリーだからクレ・ド・ポーの化粧水&乳液

クレ・ド・ポー ボーテ ローションイドロA n・エマルションプロテクトゥリスn

えええー高級品じゃん、と言わないで、だって本当にすごいから。クレポには名品中の名品、ラ・クレームがありまして、もちろんそれもとてつもなく素晴らしいクリームなのですが、私はクレポの真髄はこの化粧水と乳液にあると思ってます。
美容液やクリームの影にかくれがちな地味アイテムだけど、化粧水と乳液は私たち日本人にとっての銀シャリのようなもの。夏はさっぱりタイプの化粧水にシフトすれば、暑さや汗によるちょっとしたざらつきとかまるでなくなるし。日中用乳液は肌をふっかふかのお布団みたいにしてくれて、SPF25・PA+++って、グウの音もでないわ。
ホントもう、毎日飽きることなく、使ってる。肌の縁の下の力持ち。

肌の底力をじーっと保ってくれるアスタリフトのジェリー

アスタリフト ホワイト ジェリー アクアリスタ

脱衣所においてシャワーの後に即、真っ赤なジェリー

アスタリフトのジェリーには2種類あるけれど、こちらのホワイトのほうが断然好きです。普通美白成分があるものって保湿力が下がるとされてるんだけど、この方は違う。うるおってハリが出て、とにかく肌がなめらかになる。なんでかはわからない。けど、どうでもいいの、そこは。
先行アイテムだから脱衣所においておいて、お風呂やシャワーのあと、体を拭いたらすぐにつけます。ときどき切らして「まあ、いっか」と放置してると、なーんとなく肌が落ちる感じがして、やっぱり購入、再開すると途端にわかる、この方の恩恵が。
「これ、これ、この感触と透明感だった!」

腫れ目の救世主になってくれたのはクラランスのアイセラム

クラランス グランアイ セラムV

ひんやりアプリケーターでマッサージもできる

腫れぼったい奥二重で生きてきて55年。若い頃は起き抜けの腫れ目に不機嫌になり、タオルで冷やしたり、マッサージとかしてみたり。その後アイクリームもたくさんお試ししたけれど、初めてこれをつけたときの感動と不思議さは忘れない。「え、ちょ、待てよ! 目の上くぼんでるじゃん!」と鏡の自分にドラマのように問いかけてしまうほど。
アジア人の肌研究には定評のあるクラランス、さすが! 目元のシワやクマ対策には他のアイケアがあっているかもだけど、たるみとか腫れぼったさが悩みなら、絶対これ。お願い、クラランス、絶対ディスコンにしないで。

人生でいちばん感激したランコムのクリーム

ランコム アプソリュ レクストレ

クリームはその形状からもっとも美容成分を入れやすいとされるアイテム。もちろん効果も抜群。だから世に逸品は数あれど、これをつけたときの多幸感といったら半端なかった。そう、肌が調子いいってなにより幸せなのよ!
あと、このクリームは、ランコム様ならではのみずみずしいローズの香りがお手入れ中から気分を上げてくれるし。さすがにもう大人の階段登り切ったかなと思う50代の肌にもたおやかにストップをかけてくれる素晴らしさ。とくにたるみやフェイスラインのもたつきにはホントいい仕事します。
ベルばらかランコムローズかってくらい、フォーエバーでいてほしい。


以上、5点、個人差はあれど、美容エディター歴20年あまりの収穫であるスキンケア、よろしければご参考に。
肌は、愚直なまでに信じるものは裏切りません。

オマケ

ニベア プレミアムボディミルク ホワイトニング

粉をふくほどのボディ乾燥肌である私は365日、梅雨でも真夏でも全身保湿が欠かせません。その守護神がこちら。約800円のプライスで、しっとりなめらか、べたつき知らずの仕上がりはまさに神がかってます。

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