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「最近は見られるのもアリかも?」 自転車とヨガを融合させたサイクルヨガの創設者“後輩ちゃん”を直撃!

集英社オンライン / 2022年10月10日 10時1分

健康ブームでエコな自転車に注目が集まり、最近、街でロードバイクを見かけることが増えた。そんななか、メジャーリーガー大谷翔平もびっくりの“二刀流ロードバイク女子”たちが増加中! しかもめちゃくちゃかわいい!!!! これはぜひとも話を聞かねば…。というわけで、ヨガインストラクターのヘルシー美女“後輩ちゃん”に会ってみた! 10月10日はスポーツの日。心地よい秋の季節にあなたもロードバイクに目覚めてみてはどうだろうか?

先輩と一緒にロードバイクを始めたアカウントだから“後輩ちゃん”

──“後輩ちゃん”という名前が印象的ですが(笑)、そもそもの由来は?

もともとは、職場の先輩と一緒にロードバイクを始めたんですよ。でも、ほとんど知識がなかったので、インスタグラムで自転車アカウントを作って情報を交換したりして、いろいろ教えてもらえたらいいなと。



それでアカウント名を決めるときに、本名でやるのもあれだし、先輩と一緒にロードバイクを始めたアカウントだからってフラッと決まって(笑)、そのまま“後輩ちゃん”という名前になった感じです。

──ヨガインストラクターとしては、“風花”という名前ですよね。

それが本名なんです。ヨガは、6~7年前に始めました。最初は、職場の先輩に誘われたんですけど、自分に合っているなと感じたことがきっかけで、だんだんヨガの世界にハマっていって、インストラクターの資格を取りました。

──ロードバイクに出会ったのはその後ですよね?

そのきっかけも、やっぱり先輩なんです。

──生粋の“後輩ちゃん”ですね(笑)。

はい(笑)。マンガの『弱虫ペダル』が面白いって教えてくれて、読んでみたら本当に面白くて。そこから、「じゃあ、自転車に乗り始めるか!」という気持ちになったんです。父がトライアスロンをやっていたので、なんとなく自転車は身近にあったし、両親も乗ればいいのにって言ってくれていたんですよ。

そこから先輩と試乗に行って、ロードバイクを購入しました。今年で4年目なります。

小さな幸せを感じることができるのがヨガと自転車の共通点

──後輩ちゃんが感じている、ロードバイクの魅力は?

自転車に乗った日は、その1日がすごくよかったなと思えるんですよ。日々の生活でいっぱいいっぱいなときでも、自転車に乗ると日常では気づかなかったことに気づけるんです。

自転車に乗って自然を感じたり、行ったことのない街に行って「こんなところに、こんなお店があるんだ!」って知ったり。

体を動かして、おいしいものを食べて満たされて帰ってきて、1日がすごく楽しかったなって思えるのが自転車です。

──インスタグラムを見ると、いつも食べてるイメージが強いです。

食べることが大好きなんですけど、自転車に乗ると好きなだけ食べてもまったく罪悪感がないんです(笑)。

往復100キロぐらい走ることもあるので体力が必要ですし、行動食としても必要だから食べるという部分もあるんですけどね。

──ロードバイクを始めてよかった?

よかったなって思います。大人になってからたくさんの友だちができたのは、自転車のおかげでもありますから。いろんな場所でさまざまな年代の方と出会えて、そこでお話しして盛り上がって、一緒に走ろうよということにもなる。
自転車のおかげで、人の輪がすごく広がりました。

──ロードバイクの魅力とヨガの魅力は重なる部分があるんでしょうか?

ヨガには瞑想がありますけど、自転車に乗っているときの状態はヨガの瞑想に似ていると思うんです。ヨガでは静かに座って“静的な瞑想”をしますが、自転車は“動的な瞑想”というか。

無我夢中に自転車に乗っていると、余計なことは考えていられない。そうやって無心で漕いでるうちに、ずっと動いている状態が続くと、“動的瞑想”に入りやすい。瞑想をして雑念がない時間が生まれると、走ったあとの脳がクリアになる。

脳がクリアになると、仕事の量や質も向上する。スッと心が楽になって、すごく小さな幸せに気づくことができます。その感覚が、ヨガと自転車には共通していると思うし、私が感じる魅力です。

魚たちが泳ぐなかでの瞑想はとてもダイナミックな体験でした

──ヨガと自転車の二刀流であるからこその経験や知識を活かして、現在はヨガ×自転車=「サイクルヨガ」という活動もされています。

自転車とヨガは似ているという話をしましたけど、もちろん違いもあります。それは、神経を使うかどうか。自転車は、運転中に事故がないように気をつけたりして、すごく神経を使うんですよね。

でも、いったん運転をストップして、ヨガの動きを取り入れてゆっくり呼吸をしてみたり、体をほぐしたりすることで、そのあとのライドでまた快適に自転車に乗ることができるんです。

自転車に乗って、ずっと意識や思考が外側に向いている状態から、いったん自分の内側に意識や思考を向けるというか。そうやって、自転車に乗りながらも神経をメンテナンスして、マインドも落ち着くようにしていけると思ったんです。

自転車に乗っている方向けのヨガということで、「サイクルヨガ」という概念を作りました。「サイクル」には自転車という意味もありますけど、リサイクルとか循環、周期、自転車でいろんな街を巡ることでさまざまな人と巡り会う、ヨガをすることで体が巡るなど、たくさんの意味を込めています。

──「サイクルヨガ」のイベントの流れとしては、まずは自転車に乗るところから始まるんですか?

イベントの内容にもよるんですけど、例えばお寺で開催するときは最初に自転車でお寺まで来てもらうんです。そのお寺は山のなかにあってアップダウンが激しい道のりなんですけど、自転車に乗る人だと「よし! やったるか!」って気合が入るルートなんです(笑)。

そこまで自転車で来ていただいて、ヨガをして、お寺でごはんを食べて、またライドに行くという流れですね。私は場所をすごく大事にしていて、その場所のよさを知ってもらいたいという目的もあります。

だから、どこでヨガをするかにもこだわっています。自然のなかにある場所だけじゃなく、街中でもいいし、建物でもいいし、近くにあるごはん屋さんでもいい。何かしらの“その場所のよさ”を知ってもらうきっかけになればいいなって。

最近では、八景島パラダイスの水中トンネルでのヨガがすごく印象に残っています。すぐ近くを魚たちが泳ぐなかでの瞑想はとても厳かでダイナミックでもありました!

──後輩ちゃんは、めちゃくちゃアクティブなイメージですけど、頑張りすぎないことも大事にしているんですよね?

人から見たらアクティブだと思うんですけど、実際はぐーたらなタイプなんです(笑)。家にいるときは、20歩くらいしか歩かないし(笑)。ずっとテレビを観て、アニメを観て、YouTubeを観て、好きなものを食べて動かない(笑)。

ひとりのおうち時間も大好きですし、みんなとどっかに行くのも大好きなので、インドアでもアウトドアでもどこでも楽しめるタイプなんです。ヨガと自転車のふたつがあることで、マインド的にどんな環境でも楽しめる自分になりました。

──今後は、どんな活動をしていきたいと考えていますか?

目標は特にないんですけど、何か形に残していけたらと思っています。その何かはまだわからないですけど、これからもうちょっと今の自分を続けてみたら、こうなりたいという理想が生まれてくるんだろうなと思います。

それにしても、これまでSNSもやってこなかった自分が、今こうした活動をしているのが、本当に不思議です。数年前はこんな生活をしているなんて考えてもいなかったですから。

そもそも表に出るタイプではなかったので、今も自分のSNSを見ると「恥ずかしげもなく、顔を出してポーズとか取っちゃってるよ〜」って思うんですけど、最近は見られる快感もアリかなって思えてきました(笑)。

それでも、そんな私のSNSを見てくれる方たちがいるから、今のような環境が作れているんだと思います!

取材・文/横井孝宏 写真/立松尚積

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