最近は、「草食男子」という言葉が生まれるほど、男性が性的な活動に消極的になっている傾向があるといいますが、僕は性的欲求の低下というよりは、自分が傷つくことを過度に恐れているために行動に移すことができないのではないかと感じています。
同時に、セックスに至るための恋愛過程を省いてしまいがちな男性が多いこともまた、性愛の成就に至らない原因になっているとも考えています。それがどういうことか、よく分かる調査をご紹介しましょう。
一般社団法人日本家族計画協会が2020年に行った、日本人のセックスの実態を調べたアンケート調査「ジャパン・セックスサーベイ2020」によると、20~60代男性の約8割が「セックスをしたい」と回答しています。