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最高の飲みっぷりを見せる“町中華姐さん”高田秋がお酒で失敗した恥ずかしい経験

集英社オンライン / 2022年11月1日 12時1分

2019年4月からBS-TBSで放送されている『町中華で飲ろうぜ』で、“町中華姐さん”として親しまれている高田秋。町中華に通うようになったのは番組がきっかけというが、立ち飲みを趣味とし、日本酒のプロデュースも行うほどの酒好きとして知られている。そんな彼女に、町中華とお酒の魅力を聞いた。

初・町中華はバイト仲間とウーロン茶で…

――『町中華で飲ろうぜ』がはじまって3年半が経ちました。最初に参加するときはどんな気持ちでしたか?

私よりも詳しい人がたくさんいるなかで、「私で大丈夫かな?」という不安はありました。でも、初回の収録で一杯目のビールを飲んだら「うまい!」って全部飛んじゃいましたね(笑)。町中華に関するところは黒帯の玉さん(玉袋筋太郎)がいらっしゃるので、わたしは等身大でやっていけばいいかなと思うようになって、いまはまったく緊張してないです……って、ちょっとはした方がいいのかな?


最初の乾杯はやっぱりビールで

――出演の反響はいかがですか?

マネージャーさんとも「本当に素敵な番組に出会えたね」ってよく話してるんですけど、こんなことあるんだっていうくらいの反響の大きさに驚いています。一般の方ももちろんですけど、ほかの現場でも偉いプロデューサーさんに「欠かさず見てます」と言われたり、演者さんからは「紹介されて人気が出ちゃったから、あの店行けなくなったよ」と言われたり(笑)。いろんな人に愛されている番組なんだって、日々実感しています。

――2022年9月27日に放送された「故郷に錦を飾れSP」では、出身地の北海道・江別市に凱旋をしました。地元でも町中華には行っていましたか?

もう閉店してしまったんですが、『こきりん』さんというお店に何度か連れてってもらったことがあって、それが私の初・町中華でした。当時のバイト先の店長がみんなを連れて行ってくれていたんですけど、当時はまだお酒が飲めなかったので、ウーロン茶で中華料理を楽しむみたいな感じでした。

2016年2月に閉店した「こきりん」 写真提供/江別・野幌情報ナビ「えべナビ!」

本当に美味しそうにお酒を飲むウソのない表情

――番組収録のときに心がけていることはありますか?

私、味を伝えるのがあまり上手じゃないんですよ。忠実に感想を言おうと頑張るんですけど、醤油ベースなのか、塩ベースなのかとか基本的なことを言わないから、結局、伝わってなくて。いつも「いや、まず味言えよ!」ってブツブツ言いながら家でオンエアを見てます(笑)

ただ、この番組ではいわゆる食レポは求められていないのかなとも思っていて、っていうかできないですからね(笑)。私は本当に町中華もお酒も大好きだから、それが表情に出てるんじゃないかなと思います。番組をきっかけに新たにファンになってくださったり、「本当においしそうに飲むね」と言ってもらえると、もっともっと自然体にやっていけたらいいなと思います。

美味しそうな表情が何よりの食レポ

――番組の制作チームとも自然体でいられるような関係性ができていそうですよね。

そうなんですよ。だから、江別に凱旋した回のオンエアを見たとき、ヒヤヒヤしちゃって(笑)。玉さんと一緒に行ったんですが、私が酔っぱらってきて「はぁ〜い」ってすごくフランクになっちゃって。それも、玉さんが全て包み込んでくれて、番組を回してくださって、やっと私が活きているんだなあっていうのをすごく感じました。本当に愛のある方だなって。

一杯飲むごとにゆるんでいく表情も番組の見どころ

――収録中に酔っぱらうこともあるんですね。

実はぜんぜん酔ってるんですよ。でも、「酔ってませんけど?」みたいにちょっと隠したがるんです(笑)。本当に酔っぱらっちゃって、みたいなこともたぶん2~3回くらいあったと思いますけど、一応、私は「町中華姐さん」なので、そこはちょっと姐さんらしくいさせてもらってます。

ふらっと立ち飲みに行くのも好き

――高田さんは唎酒師(ききさけし)の資格もお持ちです。最近はお酒を飲む人が減ってきているとも言われますが、お酒の魅力はどこにあると思いますか?

やっぱり、一杯飲めば楽しい気持ちになって緊張や不安が吹き飛ぶんですよね。あとは、瓶ビールや日本酒、ワインもそうですけど、お互いに注ぎ合うのはお酒ならではの最高コミュニケーションだと思います。

先輩や年輩の方と食事をするような緊張するシチュエーションでも、そういったコミュニケーションをとれば自然と距離が近くなったり、なんとなく話もしやすくなると思うんです。それに、誰かに注いでもらったビールって格別に美味しいじゃないですか(笑)。そこがお酒の魅力だなと思います。

お酒の魅力を語ってもう一杯

――立ち呑みもお好きだそうですが、居酒屋で知らない人と交流することもあるんですか?

そうですね。コロナ前はよく中野に飲みに行っていて、ありがたいことに、「競馬番組で見てるよ」って言ってもらうことが多かったです。町中華もなんですが、私、競馬の番組もずっとやっているので、「明日の予想は何?」から始まって、みんなで競馬の予想してました。なぜか私が行く立ち飲み屋さんは百発百中ぐらいで、競馬新聞が置いてあるんですよ。

――そういった行きつけのお店は何軒かあるんですか?

最近はなかなか行けてないんですけど、ありますね。何回か行くうちに店員さんもよくしてくれるようになって(笑)。ラジオで飲みに行った話もするので、「秋ちゃん、この間ラジオで名前出してくれてありがとう」って言ってもらったりして。

2022年11月1日放送回で訪れた船橋「忠実堂」の麻婆豆腐

至福の一杯はキッチンで日本酒!?

――ちなみに、お酒の失敗談はありますか?

よく聞かれるんですけど、私、あんまり失敗しないんですよ。買ったばかりの携帯を洗濯して水没させちゃったことはありますけど、道で爆睡しちゃうみたいなことはないですね。

――まあ、「ない」とも言えないくらいではある気がします。

確かに(笑)。あとは酔ったときに、「なんで?」みたいなものをAmazonで買ってたりします。最近もガムテープを定期購入してたみたいで、届いてから「何これ?」ってなりました。そういう可愛らしい失敗ばかりです。

――高田さんの「至福の一杯」のシチュエーションを教えてください。

キッチンに日本酒コーナーがあって、常に日本酒が30本ぐらいあるんですよ。その日の気分に合わせて「今日はどのお酒にしようかな」と選んでいるときは、けっこう至福のときですね。「今日は純米の気分」とか、「今日は頑張ったから大吟醸を開けるか」とか。おちょこや徳利などの酒器にもこだわってるので、それも気分にあわせて選んでます。

――ちなみに、日本酒と町中華のマリアージュはいかがでしょうか?

あ、ぜんぜんアリですよ! 町中華は、「ザ・日本酒」みたいなお米の旨味ががっつり入った純米酒が置いてることが多いんですけど、それがまた味が濃い中華に合うんですよね。

――先日発売された、高田さんのプロデュース日本酒『秋華七-AKIHANA-』の第2弾も純米酒でしたよね。

そうなんです。昨年は『日本酒初心者』の方向けに純米吟醸酒にしましたが、今年は日本酒をじっくり味わっている方々にも楽しんでいただけるような純米酒にしました。2年連続で日本酒をプロデュースさせてもらっていますが、私はビールも好きだし、ワインソムリエの資格も持ってるんですよ。

だから、日本酒、ビール、ワインを制覇したいという密かな夢があります。クラフトビールも作りたいし、ワインのプロデュースはあまり聞いたことがのでハードルが高いかもしれないけど、できることならやってみたい。いずれにせよ、お酒に関するお仕事には、これからも関わっていきたいですね!

【写真】ちょっぴりホロ酔いでいい感じになってきた町中華姐さんすべての画像を見るをクリック

取材・文/森野広明 撮影/井上たろう

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