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『町中華で飲ろうぜ』を肴に飲む高田秋がまた行きたい思い出の町中華3選

集英社オンライン / 2022年11月1日 12時1分

2019年4月からBS-TBSで放送されている『町中華で飲ろうぜ』で、“町中華姐さん”として親しまれている高田秋に、これまで番組で出会ってきた町中華の印象的なエピソードを聞いた。

番組を見ながら家呑み

――プライベートで町中華を利用するようになったのは、番組を始めてからだそうですね。

そうですね。もちろん行ったことはあったけど、通い詰めているほど詳しいという感じではありませんでした。いまは町中華好きのお友達とよく行くようになりました。

――町中華には誰かと行くことの方が多いですか?

その方が多いかもしれないです。家では完全にひとりで飲んでるんですけどね(笑)。それこそ毎週火曜日は『町中華で飲ろうぜ』が始まる5分前に、コンビニで買ってきたメンマとか枝豆を準備して、ちゃんとコースターにお酒をセットして番組を見ながら飲んでます。めっちゃ楽しいですよ。


――町中華に行くと、必ず頼むメニューはありますか?

とりそばが好きなんですよ。番組で行った西新井の『大成軒』さん(2022年2月8日放送)で食べた、冷やしとりそばがすっごく美味しくて。それ以来、とりそばがあると絶対に頼んじゃいます。あと、最近ハマっているのが、代々木上原の『白龍』のカニチャーハン。平日でも行列ができてる人気店なんですけど、よく行ってます。

代々木上原「白龍」カニチャーハン

――町中華を楽しむときのこだわりを教えてください。

この番組をやるようになってから、町中華では瓶ビールを頼むようになりました。まずは一本頼んで、友だちと注ぎ合ってるとなんか大人になった気分になりますね。まあ、そのあとで追加のお酒を注文するんですけど(笑)

――お酒は昔からお好きなんですか?

25歳ぐらいまでほとんど飲めなくて、本当にここ5、6年ぐらいですね。それこそ、ビールも飲めなかったので飲む練習をしました(笑)

――ビールの練習?

そうなんです。それまではレモンサワーばっかり飲んでたんですけど、乾杯のビールのときにひとりだけ「あ、レモンサワーで」みたいなのが面倒くさいなと思って(笑)
ビールの練習をしはじめたら、ある日、突然「うまっ!」ってなって、そこからはビールを飲むことが多くなりました。

常連さんの要望に応えてどんどんメニューが増えた名店

府中「さたけ」

――あの飲みっぷりの裏にはそんな歴史があったんですね。これまで多くの店に行ってきた高田さんから見て、いいお店を見分けるポイントはありますか?

まず、「THE・町中華」というスタンダードなメニューだけを長年変えずに置いてるお店はすごく素敵だと思います。だけど、番組でいろんなお店に行かせていただいていると、常連さんの要望に応えているうちにどんどんメニューが増えていったお店がすごく多かったんですよね。

「去年まではなかったんですけどね〜」とか「気がついたらこんなんなっちゃってました」みたいな話をよく聞くので、そうやって町中華ファンの人や常連さんの「食べたい」という要望に応え続けてきたのは、すごく素敵だなって思います。だからメニューがバーっとたくさん並んでいるお店を見ると「いいお店だなぁ」って感じますね。

――ありがとうございます。では、最後に番組で行ったお店で印象的に残っている3軒を教えていただけますか?

最近行ったお店なんですが東京の府中市にある『さたけ』さんは本当に素敵でした。もちろんメニューが美味しいのは大前提なんですけど、ご主人と奥様の気配りがすごいんですよ。収録中も私だけでなく、ADさんに対しても「3日前から毎日電話かけてくれて律儀な子だねぇ」とか気にかけてくれていて。

東京競馬場の近くにあるお店なんですけど、学生のお客さんも多いらしくて、お腹いっぱい食べてもらいたいって、つけ麺は基本が1.5玉ですごい量あるんです。あと、常連さんが競馬で勝ったときは、お金のない学生たちにごちそうするといっていて、これぞ町中華っていうあったかいお店でした。

府中「さたけ」

店名:さたけ
場所:東京都府中市若松町3-5-36
放送回:#214「東京競馬場SP」
初回放送日:2022年10月18日

じゅわ〜としてて、もう最高でした

札幌「布袋本店」

――メニューが印象に残っているお店はありますか?

このあいだの凱旋回で食べたザンギ! 札幌市すすきのの『中国料理 布袋本店』さんですね。あれはオンエアを家で見たときに「また食べたい」って悶絶しました。ひとつひとつが大きくて、カリッとじゅわ〜としてて、もう最高でしたね。からあげと何が違うのかと言われたら説明はできないんですけど、 さすが北海道というか、ちょっと誇らしく思いました。

――地元にいた頃も、ザンギはよく食べてたんですか?

週に2回ぐらいは食べてました(笑)。町中華のロケで行くお店は、子供がゆったりできるような畳の席がある場所も多くて、座布団に座ったりするとおばあちゃんの家にきたような感覚になって、なんか落ち着くんですよね。

札幌「布袋」

店名:布袋本店
場所:北海道札幌市中央区南一条西9-1
放送回:#210「故郷に錦を飾れSP」
初回放送日:2022年9月27日

町中華なのに高級焼肉店みたいな味

横浜「来々軒」

――では、3軒目は?

横浜の『来々軒』さんもおすすめです。女将さんが一人でやっているんですけど、すごくかわいいアルバイトの子が居て、それが印象に残ってます 。看板にかわいらしい豚のイラストが書いてあって、町中華とは思えないようなポップな外観なんですけど、お店の前に日に焼けすぎた食品サンプルがあって、それがお世辞にも美味しそうには見えなくて(苦笑)。でも、いざお店に入ったらめっちゃくちゃ美味しいんですよ。特に、お肉料理は絶品でした。

――看板にある豚肉の料理ですか?

それが和牛なんですよ。牛肉の炒め物なんですけど、本当に高級焼肉店のような味がして。「なんで、こんなに美味しいんですか?」ってきいたら、女将さんの生き別れになった旦那さんの実家が肉問屋で。いまもつながりがあっていいお肉を仕入れられてるんだよって教えてくれました。

――そういったお店の方の歴史が聞けるのも番組の魅力ですよね。

そうなんです、ドラマがありますよね。あと、このお店はリーズナブルで生ビールも250円なんですよ。町中華ではいつも瓶ビールを頼むんですけど、生ビールを飲んだのはたぶんここが最初で最後だと思います(笑)

横浜「来々軒」

店名:来々軒
場所:神奈川県横浜市西区中央1-35-22
放送回:#190「横浜編」
初回放送日:2022年5月10日

【写真】町中華でフハーッと一杯飲むホロ酔いカット(すべての画像を見るをクリック

取材・文/森野広明 撮影/井上たろう

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