2022年2月に1stソロフォトブック『A Tapir on the star』を発売し、4月には個展「SEMITOPIA」を開催するなど、精力的な活動を続けている、画家・タレント・女優の光宗薫さん。
タレントとしてテレビで快活な笑顔を見せる一方、圧倒的な技量を持つ画家としての彼女は、寡黙に自分と世界を見つめている印象を受けた。だがそんな彼女の二面性には、物事にかけるひたむきな情熱が通底しているように感じる。
――多彩なスキルが魅力の光宗さんですが、ご自身のInstagramでは、幼少期にやっていたバレエの動画も公開されていましたよね。
美大出身の母の影響で小さい頃から絵を描くのが好きでしたが、母が学生時代までバレエもやっていたので、私も小さい頃からバレエ教室に通い、絵よりもバレエ一筋でした。
バレエ教室はとにかく楽しくて、3歳から始めて小学校に上がってからは週に6日間通っていました。また小学校からは陸上教室にも通い、長距離走をしていたのですが、さすがに身体に無理がたたって、中学2年のときに半月板を損傷し、長期休養をすることになったんです。