「TOKYO ART BOOK FAIR」(以下、TABF)は個人からグループ、ギャラリー、出版社、印刷会社までの出展者の幅広さが特徴で、今年は約200組が参加した。
このフェアの大きな魅力は、作り手との交流だ。制作者に話を聞きながら多様な表現に触れられる機会は、日常ではそう多くない。
今回、国内外のマニアックな雑誌に特化したオンラインストアを営む筆者がTABFへ足を運んだ。
複数のセクションの中で、毎年未知の才能が眠っている「ZINE’S MATE AREA」(旧Z SECTION)をまわり、70組の出展者から特に面白いと感じた作り手6組とその作品をピックアップした。