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【11月22日は「いい夫婦の日」】ウィル・スミス、ヒュー・ジャックマン…恋多きハリウッドで結婚20年超の秘訣とは!?【後編】

集英社オンライン / 2022年11月22日 11時1分

11月22日は「いい夫婦」の日。派手な恋愛模様ばかりがクローズアップされるハリウッドで、20年以上、良好な夫婦関係を築いている10組を紹介する。

【25年】ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス

結婚25年目を迎えたウィル&ジェイダは、ハリウッドのおしどり夫婦のなかでは異彩を放つカップルだ。夫妻はその関係を<結婚>とは呼ばず、<人生のパートナーシップ>と呼んでいる。

2人が出会ったのは、ウィル主演のシットコム『ベルエアのフレッシュ・プリンス』(1990〜1996)のオーディション。残念なことにジェイダはウィルの恋人役を逃すが、2人は友人に。

ウィルには当時、シェリー・ザンピーノという恋人がいて、彼女の妊娠を機に1992年に結婚。しかし翌年にはジェイダと堂々と出歩く姿を目撃されていて、シェリーとは1995年に離婚が成立している。



ジェイダも妊娠を機にウィルと結婚し、息子ジェイデンと娘ウィロー(どちらも俳優に)に恵まれた2人は円満夫婦として知られていた。

しかし、2人の間では何かが変わり始めていた。

ウィルがインタビューで語ったところによると<結婚>に束縛されていると感じていた2人は、コミュニケーションの形式を変えることで合意。一夫一妻制という伝統的な婚姻関係から、第三者と交際してもパートナーシップを保つ、オープン・マリッジへと転換したのだ。

しかも2020年には、ジェイダがミュージシャンのオーガスト・アルシナと過去に交際していたことを公表。さらには彼女がホストを務めるトーク番組で、ウィルに当時の心境を直接激白。
ひゃ〜! 強い絆と信頼関係があるからこそなのだろうが、ハリウッド・スターはやはり、凡人の理解を超えた存在だと思わせるエピソードだ。

【26年】ヒュー・ジャックマン&デボラ・リー・ファーネス

REX/アフロ

今年で結婚26年目となるヒュー&デボラは、出会いからして映画のような夫婦。ヒューが演劇学校を卒業して最初にオファーされたTVシリーズ『Correlli』(1995)で主役を演じていたのが、オーストラリアではすでに演技派女優として評価が高かったデボラだった。

撮影所に向かう車の中で彼女から挨拶されたヒューは、「なんて素敵な女性なんだろう」と心躍り、実際にリハーサルが始まると、一気に彼女に魅了されていったという。

デボラのほうも同じ思いを抱いていて、2人の恋心は撮影中には公然の秘密だった模様。当時40歳だったデボラは、13歳も年下の新人俳優との交際を躊躇する部分もあったというが、真っ直ぐに愛を伝えるヒューを受け入れ、出会った翌年に結婚。

ヒューが『X-MEN』(2000〜)シリーズでブレイクしたと同時に養子を迎え入れたデボラは、女優業をセーブして、家族中心の生活を選択。デボラは夫ヒューの体調に本人以上に気を配っていたそうで、鼻に皮膚癌が見つかったのも、彼女がヒューをクリニックに連れていったおかげ。ある意味、命の恩人?

映画人である夫妻は誘惑が多いことも自覚していて、「絶対に2週間以上は離れ離れにならない」「喧嘩をしたときは、解決しないまま翌朝を迎えない」などのルールを設定しているとか。

しかし、インスタグラムに#mydebs付きで愛妻デボラを讃える写真をアップするヒューだから、浮気の心配はゼロだろう。

【20年】ジュリア・ロバーツ&ダニー・モダー(撮影監督)

『ザ・メキシカン』(2001)の撮影現場で知り合った撮影監督のダニーと、不倫の果てに略奪婚したジュリア。当時はちょっとしたスキャンダルだったが、終わりよければすべてよし! 結婚20年になる今年、ジュリアは夫と家族を祝福するのに夢中のようだ。

バレンタインデーにはハート型の中心に夫の名前が書かれた模様のスウェットでジャンプするビデオと、夫妻がキスする写真にハートを描いたものをインスタにアップ。

4月には主演のTVシリーズ『Gaslit』(2022)プロモーション用インタビューで、夫と協力しあって育児をしていることを強調。またラジオ出演の際には「洗面台2つとたくさんのキスが結婚を長続きさせる秘訣よ」とジョークで笑いを誘っていた。

そして『チケット・トゥ・パラダイス』(2022)ワールド・プレミアでは、身につけたアレキサンダー・マックイーンのドレスに、自身と夫のイニシャル、挙式した2002(年)、3人の子どもたちのイニシャルと、それぞれの誕生年、そして「Hope」「Darling」「Love」という文字をあしらってハッピーをアピール。

映画の宣伝で出演したテレビ番組では、夫といつも手紙を送り合っていること、そして最初にもらった手紙を今も大事にしていることを公表。

プライバシーを重視していて、私生活についてはあまり語らないジュリアだが、結婚20年の節目を迎えたことが心底うれしいのだろう。

【25年】ヘレン・ミレン&テイラー・ハックフォード監督

John Rasimus/アフロ

映画『ホワイト・ナイト/白夜』(1985)で初めて組み、撮影後に交際をスタートさせた、イギリスの名優デイム・ヘレン(デイムは叙勲女性の敬称)とハックフォード監督。オーディションの印象は互いに最悪だったというが、互いのプロフェッショナブルな仕事ぶりへの敬意が、愛情に変わるのに時間はかからなかった。

当時、2人目の妻がいた監督は、ヘレンを選んで離婚を決意。しかし、ヘレンは若いころに「生涯、結婚はしない」と誓っていたようで、彼のプロポーズを受け入れるまでに10年以上かかった。

1997年に結婚したときには2人とも50代になっていたが、ヘレン様は晩婚について「人生の後半にパートナーシップを見つけることの素晴らしさは、その人が“Love of my Life(人生をかけて愛せる人)“と認識できることなの」と語っている。

撮影で多忙な2人は、離れて過ごすことも少なくないが、だからこそ夫婦としての距離が縮まるともインタビューで語っていた。離れて過ごすから、再会の喜びはひとしおで、一緒に過ごす時間を大切にしようと思えるのだとか。

そんなヘレン様とハックフォード監督にとってパンデミックのロックダウンは「6か月間、毎晩、同じテーブルを囲んで一緒に食事をした初めての体験。とても充実した、すばらしい日々だったわ」とトーク番組で告白。

交際期間も含めると35年も一緒にいる2人は、どうやら今も熱愛中のようだ。

【25年】レスリー・マン&ジャド・アパトー監督

結婚22周年を迎えた3年前、インスタグラムに愛妻レスリーに向けて「結婚22周年目、おめでとう。愛しているよ。これから先88年もね」というチャーミングなメッセージをアップしたアパトー監督。

『ケーブルガイ』(1996)のオーディションで出会ったのが最初で、脚本家として参加していたアパトーは、即座に「彼女こそ、将来のアパトー夫人だ」と感じたとか。実はレスリーは、監督のベン・スティラーに一目惚れしていたが、オーディションの結果が気になってアパトーにコンタクトを取ることを決意。

結果的にアパトー宅で彼が料理したスパゲティを食べ、彼が脚本を書いた映画『Heavyweights』(1995)を見て、バスケットボール観戦に向かうというデートのような夜を楽しんだ。その翌朝「あら、ジャドに恋しちゃった」と自覚したとインタビューで語っている。

『ケーブルガイ』公開から1年後の1997年、レスリーの妊娠をきっかけに2人は結婚。美人女優として知られていたレスリーは、夫の親友アダム・サンドラー主演の『ビッグ・ダディ』(1999)や、夫が監督した『40歳の童貞男』(2005)などでコメディエンヌとしての才能も発揮!

現在はコメディ界のパワー・カップルとしてファンに愛されている。

もちろん公私でタッグを組む夫婦だから、ケンカをすることも当然あるそう。
トーク番組に出演した際、「ロサンゼルス中のレストランでケンカをしたけど、だからこそ健全な夫婦関係が保たれている」と語ったアパトーの言葉に、司会者も大きく納得していた。

文/山縣みどり

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