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女子サッカー界のファッショニスタ・塩越柚歩の好きなオシャレは「楽ちん“もこもこ”系です」

集英社オンライン / 2022年11月18日 12時1分

昨年、東京五輪2020の代表メンバーに選出され、一躍“シンデレラガール”として脚光を浴びた塩越柚歩選手。同じく9月に開幕を迎えた初の女子プロサッカーリーグ・WEリーグでも、名門・三菱重工浦和レッズレディースの中核として活躍。2022-23シーズンも充実のシーズンを過ごす彼女に、プレーヤーとしての葛藤や目標、オフでのあれこれについて訊く。

#1「塩越柚歩25歳の目標は!?」のつづき

いつも一緒に買い物に行く相手は…!?

――練習や試合などで多忙でしょうが、オフは何をされているんですか?

ちょっと時間ができたら、カフェめぐりですね。事前にインスタとかで調べておいて。
コーヒーが大好きなんですよ。一日に一回は必ず飲むぐらい。いつか、自分のカフェとか持てたりしたらいいなって。それぐらい、ハマってますね。



――そういえば、けっこうSNSに投稿されてますよね。行ったカフェとか。

ええ、実際に行ってみたらどんな感じなんだろうって、楽しみにしながら、時間さえ許せば、いろんなカフェに行ってますね。地元の川越だったり、所属先の浦和だったり、都内にも足をのばしたりして。

――同僚のMF遠藤 優選手と“ゆうゆずコンビ”でよくお出かけされているようですが、カフェめぐりも一緒に?

うーん、優とはカフェに行くというよりも、ご飯に一緒に行くとか、どこか行きたいところに行こうっていうお出かけの仕方が多いですね。

――買い物は誰と行くんですか? 一人ですか?

いや、それが母と行くんですよね(笑)。昔はそれこそ、母としか買い物は行かなくて。今でも、いざ買い物に行くとなったら、友だちと一緒に行くよりも、母と行く方が好きです。
最近は頻度が少なくなってしまいましたけど、ごくたまにお互いに休みがあったときとかは川越や都内に母を連れていきます。

親子でお互いに服をスタイリングし合う

――きっとお母さは目利きなんですね? たとえば、服を買うのでも、「柚歩、こっちのパンツの方が体のラインが綺麗に出るわよ」って。

そうです!(笑) 自分が「どっちがいいかなぁ」って迷っているときに、母はかなり的確にアドバイスくれるんですよね。なので、毎回助けられてます。
最近も、ネット通販で何か買うってなったら、画面をスクショして母に送って、「どっちがいいかな?」って相談したり。

――お母さまは塩越選手のプライベートスタイリストであるわけですね。やはり、服はお好きなんですか?

私も母もけっこう好きだと思います。でも、実は、母も母で私に選んでほしいから、一緒にお店についてくるっていうのもありますね(笑)。

――雑貨やインテリアに関してはいかがですか? これまたSNSではお店巡りをされているようですが。

自分で選んで買ったりもしますけど、そこもやっぱり母に相談して買ったりしますね(笑)。自宅の家具の配置でも、これをここに置きたいんだけど、どうかな?みたいな。

――お母さまは、まさか風水を占えるとか?

それはさすがにないですけど(笑)。服でもインテリアでも聞きやすいんですよね。親子だから変に気を遣うこともなく、最悪、母の意見を参考にしなかったとしても、別にお互いに気まずくなるとかって、全然ないので。

逆に、友達に聞いたりしたら、その意見を反映しないとダメかなってなりますけど。母が相手なら、ぱっと聞いて、ぱっと返してもらうっていう、すごくサバサバしてて、余計な気を遣わないのがいいですね。

好きなファッションは楽ちん“もこもこ”系

――塩越選手は、先ほどお話があったようにファッションがかなりお好きですよね。私服姿で目についたのはシューズで、NIKEの「エアフォース1」。普段はスニーカーが多いですか?

ええ、スニーカーはめちゃめちゃ履きますね。今はいているエアフォース1もそうですけど、NIKEのスニーカーって、すごく履きやすくて。デザインも可愛いし、新作とかはWEBでけっこうチェックしてますね。

――NIKEのアパレルって、昔からけっこうユニークなデザインが多いですよね。

それはありますね。ちゃんとトレンドが季節ごとにおさえられていて。常に最先端をいくような、とんがったスタイルが多いように思います。スニーカーもそうなんですけど、NIKEのアウターがけっこう好きなんです。もこもこっとした可愛いタイプが多いんで。

――塩越選手は、“もこもこ系”のアウターが好きですか? この秋冬はどうでしょう?

この秋冬というか、毎年、秋冬はだいたい“もこもこ”してますね(笑)。ざっくりとしたニットだったり、モヘアセーターだったり。

――一方でボトムスだと、パンツスタイルがお好きなんですね。WEリーグの選手の方々もその傾向が多いような気がするんですが……。

ああ、たしかに多いかもしれないですね。なんていうか、フェミニンっていうよりも、カッコイイ感じのスタイルが似合っていて、それが好きっていう選手がかなりの数を占めてるかもしれないですね。

サウナにハマって1~2年

――ファッションはわりかしボーイッシュよりだとして、美容についてはいかがですか? メディアクリニックのスキンケアやサウナに対しても関心が強いようですが。

美容はたしかに興味はあります。サウナはここ1~2年くらいハマってますね。埼玉県内にある健康ランドとかスーパー銭湯にサクッと行きますし。最近、川越にもオープンしたんですよ、健康ランドが。まだ行けてないんですけどね。

とはいうものの、やっぱり職業柄、新型コロナには人一倍気を付けないといけないんで、行くんだったら、個室サウナがベストですね。浦和のロイヤルパインズホテルにあるサウナがめちゃよかったです。普段は、家で必ずお風呂に入るようにしてます。

――ヘアメイクについても、塩越選手はすごくこだわりがあるような。髪色もオリーブを入れたりして。そもそも、サッカー選手は、国内外男女問わず、ヘアスタイルにこだわる選手が多いような気がします。

髪色が変わるとInstagramにアップされる @yuzuho_shiokoshi19

オリーブ、だいぶ落ちちゃいましたけどね(笑)。でも、言われてみれば、ヘアスタイルにこだわっている選手は多いかもしれないですね。とくに海外勢は多いような気がします。

――大一番になると、願掛けという意味を含めて、ヘアスタイルを一新するケースが間々ありますよね。塩越選手の場合はいかがですか?

わたしの場合は……うーん、気分の問題かもしれないですね。願掛けとか、そこまでの気合を入れてっていうのはないですね。自分の好きなタイミングで美容室に行って、気分を高めてっていう。行くとたしかに、テンションが上がりますので。

――メイクについては、ご自身でこだわりはありますか?

メイクに関しては……興味があるなしの以前の問題として、そもそもできないんですよ(笑)。いつも、ぱぱっと軽く済ませてしまうので。その辺はラフですね。

モデル級美人アスリート塩越選手のアザーカット(すべての画像を見るをクリック)

取材・文/高橋史門 撮影/山上徳幸 ヘアメイク/磯山真希

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