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「話し相手を会話の主人公にする」が大原則。なぜかモテる人がさりげなく実践している4つの会話術

集英社オンライン / 2022年12月2日 17時1分

これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた恋愛戦略家・関口美奈子が男女の恋愛を攻略するためのヒントを紹介。9年間のホステス経験と、恋愛や心理学について学んだ12年間の研究データから、なぜかモテる人が実践している相手に好印象を与える会話の4つの特徴を紹介する。

「会話の主人公を相手にする」が大原則

モテる人の会話とモテない人の会話ってまったく違います。あなたの身近にも「特に会話上手な感じがしないのになぜかモテる人」っていませんか?

できる人が無意識にやっている「好印象を与えるコミュニケーションの技術」をあなたも身につけていきましょう。このスキルを発動することで、好感度アップの効果は絶大です。知っておいて絶対に損はありません。友人、知人、恋人、ご近所さん、会社の同僚や上司、お得意先さん……周囲の誰からも好意的に思ってもらえる度合いが格段に変わります。



まず大前提として、会話の主人公は、話をする相手にしてあげてください。

会話のキャッチボールというのは、相手がいなければ成立しません。しかし、コミュニケーション力を高める自己啓発本においては「こんな状況ではこんな話し方」という会話のテクニックとか、ひねりの効いた言いまわしができれば相手にウケるとか、自分を主人公にしたノウハウ本が多いものです。

本に書かれたテクニックや心理学の知識を実践で使おうとしても、同様のシーンにはなかなか遭遇しません。いざ、そんなシーンになったとしても、なかなか上手くいくものではないですよね。つまり、コミュニケーション技術を磨くには、実際に人と会話する場面を増やすしかないのです。

自分の魅力をアピールしたい気持ちは分かりますが、 「自分が話すこと」は後まわしにしてくださいね。自分中心の会話では、女性との信頼関係は構築されません。
例えば、「昨日、晩ご飯でパスタ作るのに挑戦してさー」と相手が言ったとき、「あー、自分も作ってみたことある、そのときはさー」といった応対はNGですね。

最初のうちはうまくいかず、途中で会話が止まってしまうこともあるかもしれませんが、実践あるのみです。それでは「好印象を与える会話」の4つの特徴を見ていきましょう。

【モテ会話術 ①想像力】

「想像」なら大得意という方もいると思います。会話は連想ゲームのようなものです。

会話が下手な人は想像力が足りていないので、連想ゲームをやればいいんです。想像力がないと会話は盛り上がりません。モテる人は会話の中から関係している話題をどんどん繋ぎ合わせて展開する力があります。

1990年代に「マジカルバナナ」というゲームが流行ったのは覚えていますか?

「バナナと言ったら黄色」⇒「黄色と言ったらレモン」⇒「レモンと言ったらすっぱい」⇒「すっぱいと言ったらお酢」⇒ こんなふうに連想をつなげていくゲームですね。

会話のトレーニングにもなるので、常に頭の中フル回転で妄想する練習をするといいと思います。今まで口下手だった人が、思考が変わるだけでいきなりモテまくるなんてことはないので、コツコツ地道なトレーニングが必要です。

騙されたと思って気づいた時にやってみてください。

【モテ会話術 ②あいづち力】

相手の気持ちを言語化して織り交ぜながら「あいづち」を打つことです。

人は感情の生き物です。なぜかモテる人は、話している相手の胸の内を言語化することで、その気持ちに寄り添うことに長けた人が多い傾向にあります。わかりやすく言うと、相手の胸の内に秘めている気持ちを汲み取り、その感情を拾い上げて、会話に織り交ぜながらあいづちを打つのです。

「それは大変だったね。疲れたでしょう」とか、「ほんと? 面白いね」など、たったの一言だけでいいのです。それだけで好印象を与えることができます。

つまり、相手の気持ちに同調することで、「真剣に話を聞いてくれるから信頼感がある」「言えなかった気持ちを代弁してくれるから安心感がある」というように相手は感じてくれます。その結果、(こんなにも私の気持ちを理解してくれるなんて素敵な人!)と相手は無意識のうちに、あなたに好意を抱きやすくなるのです。

このスキルは思ったほど難しくもなく、すぐに実践することが可能です。ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね!

【モテ会話術 ③うなずき力】

会話を交わすときに意識して間を作ることです。

会話はキャッチボールというものの、実のところ相手が話している最中に、「自分の次の発言」を考えていたりしますよね。相手の話題に添ったものであればいいのですが、相手の会話に「間」ができた瞬間、あいづちを打つのではなく、まるで違う話題を繰り広げてしまう会話泥棒は考えものです。

これは、モテない人がやりがちな残念なところでもあります。

自分がしたい話題で相手の話題を横取りしてしまえば、相手を無視してしまうことになります。このとき、コミュニケーションが高くてモテる人は、「会話と会話の間」を潰しに来ることはありません。

つまり、相手の「会話と会話の間」が明確になるので、その結果として、相手の話題に対してコメントを返したり、なんらかの反応がしやすくなります。

肝心の「会話の間を潰さないコミュニケーション方法」の具体的なやり方は、相手の会話の切れ目がきたら、内容を受け止めているかのような真剣な表情で小さくうなずくことです。

相手は、あなたの真摯な表情やあいづちを見て、「話を真面目に聞いていて、その内容を咀嚼するのに時間をかけてくれている」と感じます。そのまま会話を続ける場合も、気持ちよく話し続けてくれるようになるでしょう。ぜひ取り入れてみてください。

【モテ会話術 ④聞く力】

ただダラダラ会話するのではなく、何のために会話をするのかを明確にしましょう。

あなたの良さをアピールすることではなく、女性の胸の内を引き出すことを目的とするべきです。具体的に言うと、例えば「最近悩んでいること」や「将来の目標」や「恋愛観」など、つまり「相手の感情が直結する深いところ」を引き出していくことが大事なんです。

あなたも自分の胸の内を話せる人がいたら、その相手はあなたにとって特別な人になると思いませんか?

だから、あなたが相手の胸の内を引き出して特別な存在にならなければいけません。そのためには、相手の悩みや相談に真摯に応対して、「信頼」を勝ち取る必要があります。

顔やスタイルなど外見が優れていれば、必ずモテるというわけではないこともお伝えします。たとえ顔やスタイルがいまいちでも、なぜかモテる人は意外にも身近にいたりします。そういった人たちは、知られざる「コミュニケーションスキル」を発動しているのかもしれません。

もちろん、外見がいいに越したことはないので、筋トレや肌ケアや健康的な食生活など、できることは頑張ってほしいと思います。ささやかな心配りや細やかな気遣いなど、お互いが穏やかに和やかに過ごせるような立ち居振る舞い、これが当然のようにできる人が結局はモテるのです。

お試し気分で意識してチャレンジしてみてください。繰り返しスキルを発動しているうちに、わざとらしさやあざとさが抜けて自然体でできるようになります。

そうすれば、やがていつのまにかモテる人になっていることでしょう。
ぜひこうした会話術を実行して欲しいと思います。

文/関口美奈子

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