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【2022年コンビニラーメン・ベスト5】常にハイレベルなセブンイレブンを上回ったファミリーマートの鬼ウマな一杯が1位と2位を独占

集英社オンライン / 2022年12月15日 12時1分

コロナ禍に家メシが増えたことで、その進化に拍車がかかったコンビニ麺。毎月のように新商品が登場し、その勢いはとどまることを知らない。2022年おいしかったコンビニ麺の年間ベスト5をラーメンライター・井手隊長が発表する。

第5位:セブンイレブン 一風堂 赤丸新味 博多とんこつ(カップ麺)

セブンイレブンで超人気の「博多 一風堂」のカップ麺。

「一風堂」の商品はチルド麺も冷凍麺もすべて素晴らしいが、特にカップ麺の味のまとめ方にとても感動した。

まず、スープがパワフル。店で食べるラーメンよりもわかりやすくパワフルに作っている。そのスープに合わせるのがチリチリの細麺。細麺ながらそう簡単に伸びないので、濃厚なスープの中でもしっかりとその存在を主張してくれる。


お店で食べるラーメンの繊細さを表現しようとすると、カップ麺の場合、どうしてもパンチに欠け、パワー不足になりがちだが、そこのデフォルメが上手い。

とんこつラーメンのカップ麺としてはやはりトップレベルのおいしさだ。

第4位:セブンイレブン 鳴龍~NAKIRYU~ 担担麺(カップ麺)

『ミシュランガイド東京』で一つ星を獲得している東京・大塚の名店「創作麺工房 鳴龍~NAKIRYU~」のカップ麺がセブンイレブンから出ている。2022年6月にお店がリニューアルしたばかりだが、それに合わせてカップ麺もリニューアル。

酸味が特徴でほどよい辛味のあるスープはまさに「鳴龍」風。「あとがけ芝麻醤調味料」を絞り入れると、ほどよい辛味に芝麻醤のゴマ感がプラスされ、さらにリッチな旨味が広がる。独特なスパイスの香りはまさにお店で食べる一杯みたいだ。

麺は細めで、スープを持ち上げすぎないチリチリ感がまた本格的。大きめのひき肉が口の中に入るたび、スープの旨味がまた広がる。見事な仕上がりだ。

第3位:セブン-イレブン とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しつけ麺(チルド麺)

千葉・松戸の大人気店「中華蕎麦 とみ田」が監修するチルド麺はセブンイレブンではおなじみの商品。毎年夏には恒例の「冷しつけ麺」が登場。

冷しということもあり、レンジでチンすらいらないお手軽すぎるつけ麺。ロース焼豚と肩ロース煮豚の2枚が入っていて、食べ比べできるのが凄い。焼豚は低温調理してあり、柔らかく優しい仕上がり。煮豚は肉感しっかりでこちらもおいしかった。

麺は小麦の中心部分のみを使用した特等粉で製麺した特製麺。全粒粉やふすまも入れた極太麺で、もはやチルド麺であることを忘れる旨さ。チルド界では間違いなく最高峰の仕上がりだろう。

自慢の豚骨魚介スープは、濃厚な厚みのある豚骨に魚介がバシッと効いていて、程よい甘みと粘度でまとめている。全ての具材がここに調和し、完全な「とみ田」ワールドが完成。今年も横綱の貫禄は健在だった。

第2位:ファミリーマート 三ん寅監修 味噌らーめん(チルド麺)

「SAN TORA 三ん寅」は味噌ラーメンの名店「すみれ」出身の名店で東京・江戸川橋にある。「TRYラーメン大賞」で味噌部門1位を獲得したことのもある人気店だ。そのチルド麺がファミリーマートから登場。

中華鍋で味噌を焼きながら作る香ばしいスープをチルドで表現。しっかり炒めた2種の味噌をブレンドしており、濃厚な味噌スープにしっかり香ばしさが際立っている。隠し味には山椒を使っており、香り高い。

チャーシューの上には生姜が乗っていて、それを溶くとさらに香りが良くなる。麺はいい縮れ感で再現性が高い。イタリア産豚を使用した炙り焼チャーシューもおいしい。クタッとしたタマネギとモヤシもお店クオリティに近い。しっかりお店の味をこだわり抜いたおいしさ。

今まで食べた味噌のチルド麺の中で一番おいしかった一杯。

第1位:ファミリーマート 寿々㐂家 横浜家系豚骨醤油(カップ麺)

数ある横浜家系ラーメンのカップ麺の中でも一番おいしかったのがこの商品。

横浜・上星川に本店がある「寿々㐂家(すずきや)」のカップ麺がファミリーマートから登場。好きな家系ランキングでは必ず上位に上がってくる人気店だ。

家系カップ麺のポイントは、豚骨スープや醤油よりも鶏の香りと旨味が抜けてくるかが大事。豚骨の中に鶏がしっかり香ってこそ家系ラーメンになるのだ。この商品はそこが圧倒的にズバ抜けていて、「寿々㐂家」のこだわりを感じる一杯だった。

のり3枚、ほうれん草、チャーシュー入りで、粉末スープでとろみをつけるタイプ。麺をすすっているときにしっかり鶏の風味が抜けてきて最高においしい。

カップ麺で体現していることは完全に玄人好みだが、家系を食べたことのある人は喜ぶ味になっていると思う。まさに家系カップ麺の最高傑作だ。

取材・撮影・文/井手隊長

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