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ひと月20%節電、1800円も電気代が浮く!? 販売員歴21年の現役家電量販店員が教える、節約特化の暖房器具6選

集英社オンライン / 2022年12月21日 16時1分

光熱費&物価の高騰で、お財布も冷え込む今年の冬。日々の寒さも増す中で、暖房器具は、コスパがいいモノを選びたいもの。そこで今買うべき“節約できる暖房器具”のオススメを聞いた! 冬のボーナス、投資するならここ?

ウクライナ情勢や原油価格高騰などにより、光熱費がぐんと上がっている昨今。しかし、冬の寒さを乗り越えるためには電気・ガスを使わないわけにもいかない……。

ということで、少しでも光熱費が抑えられる、節約に特化した暖房器具をご紹介。販売員歴21年の現役家電量販店従業員で、人気家電ブログ「家電のプロ.com」運営者のもってぃー氏に聞いた!

※1ヵ月の電気代は、定格消費電力で1日8時間、30日間使用した場合で計算。


※電気代は条件によって異なり、あくまで目安です。
※製品価格は全て税込です。

部屋全体を効率良く暖めるエアコン&ファンヒーター

まずは、広い空間を効率的に温められるルームエアコンから。
『三菱電機のルームエアコン超省エネモデル(MSZ-ZW2822)』(オープン価格)は、メインの暖房器具としてオススメです。一人ひとりの手先&足先の温度変化を見分けて、自動で気流をコントールしてくれます。また、自動省エネ運転機能も搭載。天井付近の溜まった暖かい空気を循環させて再利用するので効率的です」(もってぃー氏。以下同)

カラーはピュアホワイトとブラウンの2色。8~10畳の部屋に対応

省エネモデルというが、いったいどれくらい節約になるのだろうか。

「外気温や部屋の断熱性・機密性などの条件によって異なりますが、10畳用の電気代は1日8時間、1ヵ月毎日使い続けたとして、約5000円。同機種のスタンダードモデルに比べ約1800円の電気代節約になります。また、フィルター自動清掃機能が付いていてお手入れも手軽ですし、冷房機能もあり、1年通して使い続けられるという意味ではコスパがいいのではないでしょうか」

続いて、「部屋を暖めるスピードはNo.1」だと太鼓判を押すのは、『コロナの石油ファンヒーター(FH-WZ3622BY)』(69,080円 ※メーカー希望小売価格)だ。

グランブラック・グランホワイト・ウッディブラウンの3色展開

「従来の『ACモーター』よりも電気代がかからない『DCモーター』を2つ搭載しているおかげで業界随一の低消費電力を実現し、電気代が一番安いファンヒーターとなっています。さまざまな条件で異なりますが、私の計算上では灯油代と併せても1ヵ月あたり約2500円と、エアコンと比較してもお得です。灯油の燃焼で部屋を暖めるので、そのスピード感と空気の乾燥しにくさも魅力。一方で給油の手間がかかりますし、吹き出し口が高温になるので、お子様やペット、高齢者がいるご家庭では安全面の注意が必要となります」

節電機能が充実したオイルレスヒーターも

ご家庭で安心して使いやすいよう安全性が高く、コスパもいいヒーターを紹介してもらった。

「電気の力で製品内部の金属を温め、放熱するオイルレスヒーターなら火を使わず、乾燥もしづらく、温風がでないので埃も巻き上げません。どんな方にも安全にお使いいただけます。特に、『デロンギのマルチダイナミックヒーター(MDHU15)』(オープン価格)は、寝室など広くない部屋での使用にオススメです」

表面温度は約60℃と、触れてもやけどしづらい

節約面ではどんな特徴が?

「10~13畳の部屋に対応した1500wタイプで1ヵ月の電気代が、計算上は約8900円と、高く感じます。しかし、こちらのオイルヒーターは輻射(ふくしゃ)熱暖房と言って、熱を床・壁・天井にも放射して、部屋全体をムラなく暖めてくれる仕組みなので、20℃設定でも部屋中が快適です。実際にはもっと電気代は下がるはず。

また、ファンヒーターなどと異なり電源を切っても暖かさが続くので、24時間タイマー機能で、OFF時間を早めに設定すれば、より節約ができます。また、『エコ運転モード』を使用すれば、通常運転と比べ快適さはそのままに、暖めすぎの無駄を防ぎます」

狭い空間に特化した、サブ暖房器具

さらに、リビングの一部分のみや、テレワーク中の足元のみなど、狭い空間を暖めることに特化した暖房器具も!

『パナソニックの2畳用ホットカーペット(DC-2HAC1)』(オープン価格)は、室温センサー搭載で暖めすぎを自動でセーブしてくれます。また、『半分だけ暖める』などの切り替えもできるので、使う時の人数や位置関係で節電も可能。8時間フル稼働で1ヵ月あたりの電気代は計算上約2100円ですが、実際は使い方次第でもう少し安くなるかと思います」

カバーは取り外して洗濯可能。衛生的に使用できる

同じくパナソニック製品で、狭い空間に特化した暖房器具があるという。

『セラミックファンヒーター(DS-FKX1206)』(オープン価格)です。本体の『セラミック』という金属を電気で発熱させてファンから出る風を温風して吹き出す暖房機で、スイッチを入れてすぐに温風が出て、コンパクトで持ち運びが簡単というメリットがあります。

弱運転で1ヵ月使い続けた場合の電気代は、約5000円です。でも、『ひとセンサー』と『室温センサー』機能が搭載されているので、人の動きに合わせて温風を自動でON・OFFでき、暖め過ぎと使い過ぎを防いでくれます。暖める範囲は約3畳分なので、メインの暖房器具ではなく、玄関や脱衣所、キッチンなど、限られた空間で短時間使うことに適しています」

ホワイト・グレーの2色展開

最後に、節約暖房器具の中でも使い勝手の良さで推したいのが、『アラジンの遠赤グラファイトヒーター(CAH-1G9C)』(25,300円 ※メーカー希望小売価格)だそう。

グリーン・ホワイトのカラー展開

「暖かくなるまでの時間はわずか0.2秒。遠赤外線効果で体を芯から温めてくれます。他社の製品には無い11段階の出力調節ができるので、きめ細かな運転で節電が可能です。

お部屋全体を暖めてはくれませんが、持ち運びがしやすいので、例えば起床時や、帰宅時などの『今すぐ目の前を暖めたい』という時に便利。『弱運転』の仕様で、1ヵ月あたりの電気代は約1900円と、かなり安いのではないでしょうか」

用途に合わせて上手に使い、体もお財布も暖かい冬にしよう!

取材・文/菱山恵巳子

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