1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【写真多数】“絶対に不倫させる女×絶対に不倫しない男”のドラマ「あなたは私におとされたい」主演・鶴嶋乃愛は「既婚者を誘惑するなんて本当にあり得ない」

集英社オンライン / 2023年1月3日 17時1分

俳優でモデルの鶴嶋乃愛が2023年1月5日からMBSドラマ『あなたは私におとされたい』(木曜深夜0・59)でドラマ初主演を果たす。作品は不倫やハラスメントなどを描いた同名漫画が原作。妖艶な「絶対に不倫させる女」立花ノアを演じる鶴嶋に話を訊くと、演じる役への「嫌悪感」を露わにしたが――。

ノアは絶対に不倫させるが、乃愛は…

――ドラマ初主演おめでとうございます。主演の話を聞いた時の率直な感想を教えてください。

初めての主演ですごく嬉しかったのと同時に、座長ということでクランクインする前にはすごく責任を感じていました。原作がある作品なので、原作漫画のファンにもドラマとしてちゃんとよい作品になっているなと思ってもらえるよう、丁寧に役を深めていけたらなと思いました。



――ドラマで演じる役名は「立花ノア」で、鶴嶋(乃愛)さんとは「のあ」つながりですね。

たまたまなんです。だから、びっくりしました。現場では「“カタカナ”ノアちゃん」と言われてます(笑)。

――立花ノアは証券会社の上司である相澤直也(演:村井良大)をあの手この手で誘惑し、自分と不倫させようとする役です。ドラマの内容についてはどう感じましたか。

不倫について共感はできないですね。フィクションだからこそ楽しめる作品だと思っています。監督からは「小悪魔感を大事にしたい」と言われていて、ビジュアル面も含め、ちょっとした仕草や甘い誘惑を仕掛けるような細かい所作を心がけて演じるようにしました。

――小悪魔的な所作とはどういうものなんですか。

ノアや直也が働くのは証券コンサルタント会社なんですが、資料を渡す時の手元を相手の体の近くに持っていったりします。監督もそういう細やかな動きを撮ってくださるんです。

――なるほど。鶴嶋さんご自身は小悪魔感はある方ですか。

えええ、どうなんですかね。

――その反応を見るとありそうですね(笑)。鶴嶋さん自身は好きな人がいた時に、劇中のノアのようにちょっとした行動で気持ちを伝えることはありますか。

私は好きな方がいても、自分からは好きとは言えないタイプです。さりげなく相手の側にいって「あれ、気づいたら隣にいるな」みたいにすることはあります(笑)。

――自分からは相手に声をかけない?

ノアちゃんは本当にグイグイいきますけれど、私自身はグイグイいけません。なのでノアちゃん、すごいなって思っています。

「既婚者を誘惑するなんて本当にあり得ない」

――鶴嶋さんご自身の中にはノア的な要素はないとのことですが、役作りはどのようにされましたか。参考にした作品などはありますか。

原作漫画が全てです。読んでいるうちに自然と演じる上でのプランが立てられました。漫画を読むとノアちゃんのイメージのブランドが丁寧に描かれているんですよ。なのでノアちゃんと同じアナスイの香水を買って、撮影現場ではつけていました。ドラマの中で出てくるポーチもアナスイです。自分とは違うタイプの女の子なんですけど、そうすることでノアちゃんになれました。

――ノアは周囲の人をコマのように扱う、人間関係をゲーム的に捉えているキャラクターだという印象を受けます。

その通りだと思います。たぶん誘惑する直也さんのことも心から好きというわけじゃない。ドラマで「好きと欲しいは別物」というセリフがあるんですが、ノアちゃんはその通りに生きている。現実の不倫には相手を本当に好きになってしまうこともあると思うんですが、ノアちゃんはそうではなく、好きや欲しいという人間の生の感情を見てみたいという子なんです。

――鶴嶋さん自身はそういうふうに思ったことは?

ないですね。ノアちゃんについてはすごく非道徳的だなと思う。演じていて、嫌悪感がすごいんですよ。既婚者の方を誘惑するなんて、もう本当にあり得ないしやめていただきたい。はしたないですよね。

ただ演じる上で嫌悪感を持つというのは、ノアちゃんにちゃんとなれているということで、女優としては正解かなと思っています。なので、ノアちゃんの人生を達観して見させていただいています。

「向き合うべき現実から逃げたことが不幸の始まり」

――ノアが誘惑する直也の妻・夏菜を演じるのは宇垣美里さんです。同じ女性としてドラマの内容について、お話などされましたか。

宇垣さんとは実はまだ一度しか撮影で一緒になれていなくて、これからちょっとバチバチするシーンを撮影するところなんです。

宇垣さん演じる夏菜は、仕事に追い詰められて一番近い旦那さんに当たってしまいます。大変だと思うし、そういう相手から旦那さんを奪うのは心苦しさもあるんですが、ノアちゃんモードのときは関係ない。「あなたは私におとされたい」の世界はノアちゃんを中心に周囲がかき乱されていくので、私が振り回さないとみんなが崩れてくれない。だから自己中心的に世界を惑わします。

――先ほどノアにはご自身としては共感できないと話されていましたが、逆に妻である夏菜には共感しますか。

うーん、みんなに非があるという感じがします。向き合うべき現実から逃げたことが不幸の始まりですよね。私自身はつらいことでも向き合いたいと考えるタイプですね。ただ生きてたら、つらくて逃げたくなるというダークな気持ちもすごくわかります。

ドラマでは1個のネジが外れたことによって、夫婦の関係がどんどん破綻していきます。夏菜さんと直也さんの夫婦の関係については、台本を読んでいるだけで「何でこうなっちゃったんだろう」とつらくなっちゃいますね。その原因は私なんですけど(苦笑)。なので、いつもごめんなさいと思っちゃうくらいです。

「ノア×乃愛」ふたりの“のあ”が交錯する

【写真】絶対に不倫させる女・立花ノアを演じた鶴嶋乃愛の艶姿(すべての画像を見るをクリック)

取材・文/徳重龍徳 撮影/佐賀章広


MBSドラマ特区
『あなたは私におとされたい』
2023年1月5日(木)深夜0時59分~
公式ホームページ:https://www.mbs.jp/anaoto/
©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください