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【漫画あり】絶対に不倫させる女を演じる鶴嶋乃愛にとって不倫スキャンダルはもっと厳しくてもいい…「人を裏切る人が、人に夢を見せる仕事はできない」

集英社オンライン / 2023年1月3日 17時1分

2023年1月5日から不倫を描いたドラマ『あなたは私におとされたい』(木曜深夜0・59、MBSほか)でドラマ初主演を果たす俳優でモデルの鶴嶋乃愛。近年、芸能界では不倫をしたことで仕事をすべて失うケースが増えているが、自身も芸能人である彼女はこうした状況をどう捉えているのか。21歳の本音を訊いた。

人を裏切る人が、人に夢を見せる仕事はできない

――鶴嶋さんが演じる立花ノアは、自分と不倫をするよう誘惑するキャラですが、鶴嶋さん自身は恋愛について奔放ではなく、保守的だそうですね。

そうですね。私は守りたい、自分の世界でのルールがあるんです。なので、そこを踏み荒らされたくはないんです。



――初主演ドラマは「不倫」がテーマです。嫌悪感を持っていると話していましたが、演じるにあたって不倫する人の気持ちを、感情ではなく頭でシステマチックに理解はしていますか。

そもそも不倫をテーマにした作品がたくさんこの世には存在してるんじゃないですか。なので、こういう人とこういう人がいて、不倫する理由にはこういうものがあってというのはすごく理解できます。

直也さんがノアちゃんに落とされていく原因は人の弱さからくるものです。奥さんの夏菜さんとの夫婦関係がうまくいっていない、お互いを大切にできていなかった。そういうことは人間誰しもあると思います。大事なのはそこでブレるか、ブレないかです!

――芸能人の不倫スキャンダルは昔からありましたが、今は世間の目も厳しく変化しています。

私は厳しくてもいいと考えています。人のことを裏切る人が、人に夢を見せる仕事をしていていいのかなと正直思っちゃうので。私は本当に美しいものを見るのが好きなので、そういう(不倫のある)世界は涙が出ちゃうし、つらくなってしまう。同じ人間同士、傷つけ合ってほしくないんです。

――芸能人の場合、不倫によって仕事をすべて失ってしまうこともあります。同じ芸能界で働く人間として、そうした状況を鶴嶋さんはどう思われてますか。

不倫も自分で決めたことですからね。時代もありますから、お仕事がなくなってもいたしかたないかなとは思います。自分が決めた人生であれば、しょうがない。それぐらいの覚悟を持ってお仕事していただきたいです。私の人生にはそんなことは起こらないですね。

――芸能人になる人は男女問わずやはりモテるでしょうし、演じた役の(立花)ノアではないですけど、(鶴嶋)乃愛にも向こうから誘ってくるパターンも少なくないのでは?

どうなんでしょう。でも、悲しくなっちゃいますよね、それは。私、そういうお酒を飲む場とかに行ったことがないんですよ。誘われはするんですが、「苦手です」とお伝えしてあるので。

奔放なノアの核心をついた言葉も見どころ

――徹底していますね。その強い正義感は幼い頃から持っていたんですか。

小さい頃って、学校で万引きについてのビデオとかを見せられるじゃないですか。そんなことしちゃダメだよって。私はそういうビデオを見てしまうと「私がもしそんな悪い人間になってしまったらどうしよう」と心配になって、夜、ベッドで泣いていたらしいんです(笑)。

それから悪いことを描くドラマを見ると、お母さんに「こういう人間になりたくないけれど、どうしたらいいかわからない」って泣きながら言っていたらしくて。お母さんからは「大丈夫。そう思ってるうちはならないから志を強く持って生きなさい」というふうに教えられてきました。

――万引きのビデオを見て泣く人を初めて知りました(笑)。鶴嶋さんは曲がったことは嫌いなんですね。最後にドラマの見どころを教えてください。

ノアちゃんは1話目からすごく飛ばしているので、ノア無双が止まらない状態がずっと続きます。すごく世渡り上手な子で頭がいいので、人によって見せる顔が違うから、視聴者の方もついていくのに必死になっちゃうと思うんですけど、毎夜毎夜ドキドキ、ハラハラさせられるような場面が多く、そこは楽しみにしていただきたいです。

直也さんのノアちゃんに対する目線が回を重ねるごとに違ってくるところも注目です。ドラマには原作に沿った部分もあるんですが、オリジナルストーリーも入っていて、男女のディープな世界も描かれる一方で、人間の本性、精神論を問われます。演じるノアちゃんも、時に核心をついたセリフをいうので、単純に「嫌な女だ」では語れないんです。

心の余裕のなさって誰しもある。そこに気づくきっかけにもなる作品になっています。最後まで見ていただいたら、自分のことを見つめ直すきっかけにもなると思いますので、ぜひ見てください。

いきなり衝撃の不倫サスペンス

【漫画】異端の不倫マンガ・絶対に不倫させる女の正体は…!?(すべての画像を見るをクリック)

取材・文/徳重龍徳 撮影/佐賀章広


MBSドラマ特区
『あなたは私におとされたい』
2023年1月5日(木)深夜0時59分~
公式ホームページ:https://www.mbs.jp/anaoto/
©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

『あなたは私におとされたい』

原作/宮口ジュン 作画/梅涼

2021年8月30日発売

660円(税込み)

ISBN:

-

ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女
「インフルエンサー」「セックスレス」「ハラスメント」リアルな社会問題を通じて現代の夫婦の在り方を問う【異端の不倫漫画】誕生。
証券会社勤務の相澤直也(39)は、同じ会社で働く妻の夏菜(35)と社内結婚。
会社で有名なおしどり夫婦だった。
直也の支店に配属された立花ノア(22)の標的にされた直也は
あの手この手で罠にかけられ、一線を越えてしまうのか…?

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