超低金利国・日本。その低金利の恩恵を受けているのが住宅ローンです。民間金融機関で住宅ローンを借りた場合、全期間固定金利なら0.9〜1.8%程度、変動金利なら0.3〜0.7%程度で借りられます。
しかし昨今、諸外国での金融引き締めの影響によって「住宅ローンの変動金利が急激に上がるのでは?」という心配がされているのも事実です。
そして12月20日、日銀は金融緩和を見直し、長期金利の上限を従来の0.25%程度から0.5%程度に変更するとしました。突然の発表に驚いた方も多いことでしょう。
今まさに変動金利でローンを借りている人は、どう対応したらよいのでしょうか。また、これから住宅を購入しようとしている人は、今購入しても本当に大丈夫?
複数物件を所有する不動産オーナーであり、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の風呂内亜矢さんにうかがいました。