1月26日、ついにWBC日本代表の正式メンバー30名が発表された。
「顔ぶれだけ見れば、よくぞこれだけの戦力を揃えたなって感じますが、ここまでの過程を思うと、栗山英樹監督の苦労が感じられる布陣になりましたね」
そう語るのはスポーツ紙デスクだ。
大谷翔平にダルビッシュ有といったメジャートップクラスの面々に、国内組からも山本由伸や佐々木朗希、打者では村上宗隆など個性豊かな実力者が召集された。
ただ、と前出のデスクが言う。
「栗山監督からしたら投手陣はほぼ当初からの理想通りでしょう。しかし野手についてはかなりの紆余曲折があったんです」