「完全に大雪の現場をなめていました」
そう肩を落とすのは、都内出身の「集英社オンライン」新人記者T(26)。
この日、24日は朝から新幹線で京都に入り、レンタカーを借りて某インフルエンサーの取材のために京都と滋賀をまわっていた。
「24日は朝から曇ってはいたものの、雨雲という感じはなく、天気が崩れるような気配はなかったんです。けれど、正午ごろから降り出した小雨は13時過ぎにはみぞれやひょうへと変わり、強い風で横殴りになっていきました。
1時間ほどで小雨になりましたが、相変わらず風は強く落ち着きのない空模様。そして17時半ごろ、天気が一変して雪に変わったんです。
17時に取材を切り上げて高速に乗って京都駅を目指したのですが、18時ごろには吹雪に。時折、視界が真っ白になる“ホワイトアウト”状態となり、5メートル先も満足に見えず……慎重に徐行する車も出てきて、ナビ上の我々の走っている道路は渋滞を示す赤にどんどん変わっていきました」(記者T)