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【WBC侍ジャパン】特別ルール「代替選手」は誰に? 候補にあがる3投手の名前。田中将大の”復活当選”はあるのか

集英社オンライン / 2023年1月27日 11時1分

1月26日、WBC日本代表の正式メンバー30名が発表された。今大会では1次ラウンドの終了時と、準々決勝のあとに「代替選手」として計4名の投手の入れ替えが可能となっている。登録期限は2月7日。はたして栗山監督は誰を選ぶのか?

「準決勝で千賀滉大」の青写真

3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの全30人が1月26日、正式に発表された。

今オフ、メッツに移籍したばかりの千賀滉大

大谷翔平やダルビッシュ有らの選出で「史上最強」の呼び声も高い今回のメンバーだが、代表30人が決まったあとでも、まだドラマは残っている。それが「代替選手」だ。スポーツ紙デスクが解説する。

「今大会では、投手への負担を少しでも軽減するべく、故障していなくても、大会途中で投手のみ、4名の入れ替えが可能となったんです。そのタイミングは1次ラウンドの終了時と、準々決勝のあと。そのために、各チームは30人に加え、主催者であるMLBに対して、8名の予備の投手をエントリーできるんです」



入れ替えは、その8名から4名が選ばれることになるが、では、その4名とは誰か? 筆頭候補といわれるのが、メッツに移籍した千賀滉大だ。

「栗山監督は、準決勝で千賀を使えないかと考えているようです。準々決勝から舞台はフロリダに移ります。千賀が所属するメッツのキャンプ地も、同じフロリダ。これなら1次ラウンドに加わるため、わざわざ帰国する必要はなくなります。ただ1年目だし、メジャーに順応するために、メッツもそう簡単には承諾しないでしょう」(前同)

次に候補に上がるのは、青柳晃洋。過去の国際大会でも、アンダースローなどの変則タイプはなにかと重宝される。メジャーや中米にはあまりいない投球スタイルのため、1、2イニングなら相手打者が打ちあぐむという考え方からだ。

「ただし、栗山監督が本当に信頼を置いているなら最初から30人に入れるはずです。だが外れた。青柳の場合、使用球であるメジャーのローリングス社製のボールがしっくり来ないとも言われる。また、使用球は日本製でしたが、一昨年の東京五輪で好投できなかったのも不安要素と言えるでしょう」

佐々木朗希、湯浅京己らが初出場だけに…

「可能性として高いのは、山崎颯一郎あたりでしょうか。最終メンバーの投手15人のうち、佐々木朗希、湯浅京己、宇田川優樹らはキャリアの少ない初出場。万が一、彼らが本番になって使えないと判断した場合、山崎などが必要になる。彼は12月の豪州との強化試合で、唯一、中継ぎでもイニングまたぎを経験し、栗山監督も“使える”と手応えを持ったはずです」

大穴として、田中将大の“復活当選”はないのだろうか?

「可能性はゼロとは言えないものの、低いでしょう。表向きには“どのポジションでもやる”と言っているようですが、栗山監督が打診した際、中継ぎではどうかと聞いたところ、色よい返事をしなかったと伝えられています。

決してプライドの問題ではなく、いつ、どの試合で登板があるかわからない中継ぎでは、調整がしづらいという現実的な問題からでしょう。それでも監督として扱いづらいには違いない」(前出・デスク)

あえなく落選した田中将大の“復活当選”はあるのか

他方で、こんな声も。

「入れ替えで入るなら、経験の浅い投手より、場数を踏んだベテランの方が向いているという考え方も出来ます。2回目のタイミングとなる準々決勝後、つまり準決勝か決勝の2試合だけと想定すれば、そこにベストの状態を持ってくることはそれほど難しいことでもないはず。田中としてもこの2試合なら、たとえ1イニングだったとしても登板する価値はあるでしょうしね」

はたして誰が加わるか。ちなみに、この入れ替え候補8名の登録期限は2月7日。この8名の名前が公表されるかどうかは、現在のところ明らかになっていない。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 写真/小池義弘 AFLO

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