2021年のデビュー作『元彼の遺言状』がベストセラーとなり、刊行作品が立て続けにドラマ化されるなど、快進撃を続ける新川帆立さん。ミステリーで多くの読者の心を摑んだ新川さんの新作は、「もともと書きたかった」と語るSFです。
舞台は6つの「レイワ」の世界。そこに「架空の法律」が一つずつ設定されていることで、愉快で奇妙でブラックな、6つの“反逆”の物語が幕を開けます。
ずっと抱いてきたという現実世界への違和感。そして、元弁護士で元プロ雀士という経歴を余すところなく発揮したリーガルSF短編集の刊行にあたり、お話を伺いました。
聞き手・構成=砂田明子/撮影=野田若葉(TRON)/ヘアメイク=加藤志穂(PEACE MONKEY)