一連の事件の起点となったのは昨年5月2日、京都市中京区の貴金属店「ビッグムーン京都」に2人組が押し入り、ハンマーを振り上げて店員を脅し、高級腕時計41本、約7000万円相当を奪って逃走した事件。京都府警は7月に実行犯の男女4人を逮捕したが、いずれもがSNSを通じた闇アルバイトの募集に応じた犯行であることを突き止め、さらにこの4人に犯行の役割や段取りを指示していた“調整役”も逮捕した。
この人物は大阪で起きた別の「闇バイト」事件でも実行役の募集に絡んで、逮捕監禁致傷などの容疑で逮捕されており、犯行グループの全容解明が待たれている。