今回のゲストは、小説家の新川帆立さんです。新川さんは、第19回『このミステリーがすごい!』 大賞を受賞し、2021年『元彼の遺言状』(宝島社)で作家デビュー。翌年には『競争の番人』(講談社)を出版、どちらの作品もドラマ化され話題になりました。新川さんの最新著書が『令和その他レイワにおける健全な反逆に関する架空六法』(集英社)です。架空の法律をテーマにしたSF短編集には、不安定な今の時代を映し出すような6編の物語が描かれています。
前半では、本作が生まれた背景から、弁護士の経歴を持つ新川さんが法律をテーマにした物語から伝えたいこと、またコロナ禍で起こっているさまざまな感情や書くことの楽しさについて話を聞きます。(この記事は全2回の1回目です)