「岸田政権は、子どもファーストではなく、『防衛費倍増ファースト』 『防衛増税ファースト』の『子ども政策後回し政権』です!」
1月25日、衆院本会議の代表質問で、立憲民主党の女性議員が声を張り上げた。「そうだー!」と沸く議場の視線を集めるこの女性は、1期生の大築紅葉氏。安住淳国会対策委員長からも「大物新人」と太鼓判を押される存在だ。
全国紙政治部デスクが解説する。
「本会議で総理に直接、政治姿勢や政策課題を問いただす代表質問は、党首や幹事長クラスが行うのが通例。1期生での起用は異例ですが、子育て中の若手女性議員を登壇させることで、党のイメージアップを図る立憲の戦略です」