中川翔子「黄金聖闘士になった星矢を見て、鳥肌が立って泣きそうになりました!」

週プレNEWS / 2012年5月23日 6時0分

「『聖闘士星矢』にはアニメとして大切なものが全部詰まっている」と語るしょこたん

1980年代に一世を風靡した『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』が、完全オリジナルストーリーでテレビアニメとして、この4月より復活! 城戸沙織(きど・さおり)の声優を務めるしょこたんを直撃した。

―4月から放送が始まった『聖闘士星矢Ω(セイントセイヤ・オメガ)』では、女神アテナ(城戸沙織)の声優と主題歌を担当されています。決まったときの心境は?

中川 『聖闘士星矢』は世界中で愛されている作品ですし、伝説のアニメといっていい存在なので畏(おそ)れ多いというか、もうミラクルとしか言いようがない気持ちでした。

―23年前に放送されていた前作はリアルタイムで見ていました?

中川 私、原作をコミックスで読んでからアニメを確認した感じなんです。アニメ放送は物心がつくくらいの頃に終わったんですけど、それでも強烈に覚えてますね。聖矢の聖衣(クロス)の拳の丸い部分がすごく印象的だったので、拳の絵を家中の椅子に油性ペンで描いていたっていう(笑)。

―好きなキャラクターは星矢?

中川 ひと目惚れしたのは龍星座(ドラゴン)の紫龍(シリュウ)でしたね。まずカッコいいし、すぐ聖衣を脱いで裸になっちゃうし、すぐ目が見えなくなるし(笑)。それと、すぐドシャーッて、首から落ちる「車田(くるまだ)落ち」(注)するし。彼以降、好きになるキャラはみんなロン毛なんですよね。

(注)相手の技を食らって空高くに吹き飛ばされた後、受け身の体勢など一切なく落下していき、頭頂部からほぼ垂直に地面にぶち当たるインパクトあふれる落ち方。車田作品のバトルシーンでよく用いられる

―声優をされるにあたって、心がけていることはありますか?

中川 その作品のキャラクターを見て、声優の顔が見えてしまうのはすごく嫌なんですね。見る人が、「なんだ、アテナってしょこたんかよ」って思わずに、なるべく作品に没頭してもらえるように、落ち着いてしっかりやりたいなと。

―そのアテナは、本作の主人公であるペガサスの青銅聖闘士(ブロンズセイント)・光牙(こうが、13歳)の育ての親という設定です。第2話では早速さらわれてしまいましたね(笑)。

中川 うれしかったのは、沙織さんが襲われたとき、そこに黄金聖闘士(ゴールドセイント)になった星矢が現れたこと。「ありがとう、星矢」って沙織さんが言うと、星矢が「うむ」って言うんですけど、あの青銅聖闘士だった星矢が黄金聖闘士になったんだって思ったら、そこでもう鳥肌が立って泣きそうになっちゃったんですよ。星矢はどうやって黄金聖闘士になったのか、今後が楽しみですね。

―本作では声優のほかに「MAKE-UP feat .中川翔子」名義で、ファンにはおなじみの主題歌『ペガサス幻想(ファンタジー)』を歌われてますね。

中川 『ペガサス幻想』はアニソンに興味を持ち出して中学生の頃からカラオケでもよく歌ってたんですけど、本当に気持ちがいい歌ですよね。小宇宙(コスモ)が燃えるのを自分でも感じます。

―本作の『ペガサス幻想ver.Ω』は、23年前のアニメの主題歌を担当していたMAKE-UP(NoB)とのデュエット曲に仕上がっているんですね。

中川 前作では「奇跡を起こせ」っていう部分を「奇跡を“ワカサッ”!」って歌うほどに最初から激しいんですけど、本作の出だしはアテナとしてしっとり歌っているんです。それで途中、NoBさんが入ってきてから一気に火がつく感じで、これもすごく気持ちいいですね。NoBさんには「Oh yeah!」を「Oh ヒエェー!」に、「今こそ」を「今こそおう」って歌わなきゃダメって言われました(笑)。カラオケでも絶対に盛り上がると思うので、ぜひ男子と女子でユニゾンしながら歌ってほしいです。

―原作、アニメ、そしてこの主題歌も含めて、『聖闘士星矢』は海外にも熱いファンが多いようですね。

中川 この間、香港に行ったら、星矢のコスプレや黄金聖闘士のコスプレをしている人がたくさんいて。世界でこんなに現在進行形で盛り上がってるアニメってほかにないですよ。YouTubeに「『聖闘士星矢』の主題歌を歌う外国人」っていう動があるんですけど、これが最高なんです。聴いてる審査員の方は苦笑しているんですけど、歌い手はそんなのお構いなしで、小宇宙を燃やして、筋肉がちぎれそうなほど日本語で熱唱していて。彼には大きな拍手を送りたいですね。

―あらためて、しょこたんが考える『聖闘士星矢』の魅力とは?

中川 例えばブルース・リー(のカンフー映画)がはやってたときは、みんながヌンチャクを作って遊んでたって聞きますけど、23年前の『星矢』のブームのときも「子供たちが段ボール箱で聖衣を作ってた」って聞いて本当にすごいなって。最近のアニメには、なかなかそういう熱さはないじゃないですか。バトルもので、必殺技を絶叫して、主題歌だけでそのアニメがわかる……。そういうアニメとして大切なものが全部詰まっているのが『聖闘士星矢』だと思うんです。

―最後に読者に、そして視聴者にメッセージを。

中川 『聖闘士星矢Ω』は親子で見られるのが本当に素晴らしいことだと思います。近頃のアニメって深夜放送が多いことや、アニソンがオリコンのチャートランキングに入るようになってきたことからもわかるように、大人の楽しむものになってきてますよね。それっていいことなんだけど、子供たちが楽しめるアニメがないと、将来、そういうものを見ないで育った大人ばっかりになるから、そこに懸念がある気がしていて。そこに光を差すのは日曜の朝に放送されるニチアサキッズタイムだと思うんです。私、絶対にあの時間にアニメを見る子供を産みたいんです(笑)。本当は、いま子供がいればいいんですけど。

―お母さんが画面の中にいるわけですからね。

中川 「お母さん、実はアテナなんだよ」ってバラしたいですね。子供に物心がついて3歳か4歳になったら、その発言で脳にビッグバンが起きるくらいの衝撃を与えたいなって思います(笑)。

(取材・文/“Show”大谷泰顕、撮影/乾 晋也)





●中川翔子
(なかがわ・しょうこ)



1985年5月5日生まれ、東京都出身。歌手、タレント、声優、女優、マンガ家として幅広く活動中。初のベストアルバム『しょこたん☆ べすと--(°∀°)--!!』がオリコンのCDアルバムウィークリーチャート3位を記録し、現在も好評発売中。公式ブログ【http://ameblo.jp/nakagawa-shoko/】

●『聖闘士星矢Ω』



日曜朝6時30分~、テレビ朝日系全国ネット



8/10(金)Vol.1 DVDレンタル開始(東映ビデオ)  



8/24(金)Vol.1 DVD&Blu-ray発売(バンダイビジュアル)



85~90年に『週刊少年ジャンプ』で連載され、コミックスの売り上げはシリーズ累計3500万部以上を誇る人気マンガ『聖闘士星矢』(作・車田正美)の続編として4月1日よりスタート。前作の主人公・星矢が最高位の「黄金聖闘士」として登場。本作では、その若き後継者たちが活躍していく。海外からの反響も大きく、放送直前の3月30日には、第1話の映像を日本のほかフランス、ブラジル、台湾で公開するワールドプレミアも行なわれた。



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