女性が浮気相手の男性に求めるのは視覚的魅力

週プレNEWS / 2012年5月30日 11時0分

あなたが今、おつきあいをしている女性は、恋人ですか。それとも結婚相手として見ているのか、または単なる浮気相手にすぎないのか……、この違いにより、相手に求める資質というものも違ってきます。

それは、相手の女性も然(しか)り。こうした男女の恋愛関係を「市場」に例え分析した、早稲田大学の森川友義教授。その「浮気市場」にスポットを当てたお話です。

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以前、恋愛感情に基づいて取引される市場には、大きく分けて「恋愛市場」「結婚市場」「浮気市場」の3つがあると説明しました。今回はこの中で、秘匿が原則なために大変見えにくい「浮気市場」について解説していきたいと思います。

「浮気市場」では、(1)男性が浮気で女性が本気、(2)女性が浮気で男性が本気、(3)男女とも浮気の3パターンが考えられます(男女ともに結婚していないという前提です)。

まず、パターン(1)の「男が浮気、女が本気」の場合。男には本命がいるが、短期的に浮気をしたいと願っている場合です。男は当然、投資原資である時間や労力やお金は最小限に食い止めたいと思いますので、その女性とすぐセックスができるかどうかが大事になってきます。その意味において、原則として男の魅力と女の魅力を比較すると男の魅力のほうが高くなり、女性は最初、「こんなにステキな男性と関係を持ててうれしい」と思いますが、間もなく短期的であることを知り、つらい思いをします。

パターン(2)は女性が浮気で男性が本気ですから、パターン(1)とまったく逆になります。資産価値が低い男は「こんな女性と関係を持って幸せ」とは思いますが、長続きせずにがっかりということになります。女性側は原則、「食い逃げ戦略」をとりつつ、高価な食事をおごってもらい、多くても一度か二度のカジュアルセックスのつもりです。最初から長続きさせるつもりはありません。

パターン(3)は、両者が浮気という場合です。両者とも体だけの関係と割り切り、一方が本気にならない分、案外、長持ちする関係です。いわゆる「セフレ」であるとお互いが割り切ってしまえば、両者の利害関係は一致しますので、お互いの本命を大事にしつつも、性欲のはけ口として機能するということです。

さて、この浮気市場において女性が男に求める資質、それはひと言で言ってしまえば視覚的魅力です。すなわち、イケメンで、体形がよく、衣服に気を使い、清潔感があって、太っていない男が浮気市場ではモテるのです。

対照的に、恋愛・結婚市場においては、主に「性格の一致」や「包容力」「優しさ」や「浮気性でないこと」が求められ、男の視覚的魅力は結婚が視野に入る年齢の女性にとっては、それほど重要ではないようです。むしろ年収や、長期的関係を築くのに必要な性格の一致、多少のわがままを許してくれる心の広さのほうを女性は重要視する傾向にあるといえます。

どの市場で恋愛をするかは皆さんの自由です。いずれにせよ大事なのは、どの市場で自分を売買したいのかを決め、その市場特性を知り、そこで求められている資質を身につけ、自分を売り込むことといえるでしょう。

■森川友義(もりかわ・とものり)



早稲田大学国際教養学部(政治学)教授。大学では「恋愛学入門」も教える。恋愛に関する著書は『結婚は4人目以降で決めよ―恋愛と結婚と浮気の政治経済学』(毎日新聞社)など多数。

(週刊プレイボーイ連載コラム『森川友義教授の超科学的恋愛講座』より)



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