ヤングなでしこ、フル代表召集の可能性が最も高いのはDF浜田とFW道上

週プレNEWS / 2012年9月4日 13時0分

ヤングなでしこでフル代表入りがもっとも有望視されている、大型ユーティリティープレイヤーの浜田遥

日に日に注目度が高まる女子サッカーU-20代表のヤングなでしこ。9月4日にはW杯決勝進出をかけてドイツと対戦するが、この準決勝を突破し、さらに決勝の相手がアメリカとなると、まさに昨年のW杯と同じシナリオ。なでしこの再現はあるか、期待は高まる。

そんなヤングなでしこで特に注目をされているのが、MFの田中陽子(INAC神戸レオネッサ)と猶本光(浦和レッズレディース)だ。田中は左右の足で正確なキックを蹴れることをFKで証明し、またパスやスペースへの動き出しなど、随所にセンスが光るプレーを見せている。

一方の猶本は攻撃の基点として機能。落ち着いたボールさばきとパス回しで相手のディフェンスを崩すと同時に、チャンスと見るとアグレッシブに攻撃に参加するなど、ゲームメーカーとして大きな存在感を示している。

この2選手は、次世代のなでしこジャパンでも中心選手になると期待されている。だが、関係者の間でもっとも「なでしこ入り」の可能性が高いと見られているのは、実は浜田遥(スペランツァFC大阪高槻)と道上彩花(常盤木学園高校)のふたりだ。

「浜田はU-20代表ではDF登録だけど、所属クラブでは背番号10を背負っている攻撃の柱。173cmの長身ながらスピードと得点感覚もあるから、今すぐにでもなでしこの両サイドDFはもちろん、宮間がボランチに回った場合のサイドMFだってやれる。それどころか、ゆくゆくは攻守でチームを引っ張った澤穂希(INAC神戸)のような存在にだってなれるかもしれない」(スポーツ紙女子サッカー担当記者A氏)

「道上も身長は170cmあります。FWとしての彼女の特徴はとにかく体が強く、前線で必ずボールを収めてくれること。しかも、それだけでなく、スキあらばゴールを狙う意欲を持っているから相手DFは的を絞れない。あれでまだ高校3年生だというのだから末恐ろしいですよ。素材的には、大儀見優季(ポツダム)よりはるかに上。カナダやリオでは、大儀見を控えに追いやっているかもしれませんよ」(サッカー専門誌編集者B氏)

田中陽や猶本の場合、能力の高さは誰もが認めるものの、なでしこジャパンの同ポジションにはそれぞれ宮間あや(岡山湯郷Belle)、阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)という高い壁が立ちふさがる。その点、浜田や道上の場合、ユーティリティプレイヤーやスーパーサブとして、すぐにでもなでしこの戦力になるというのが関係者の見方のようだ。

3年後のW杯、そして4年後の五輪で、なでしこはどんな世代交代を迎えているか、今から選手たちの成長を見守ろう。

(写真/益田佑一)



【関連ニュース】

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング