ネット依存による過度な骨盤の緊張が男性の性機能不全を招いている

週プレNEWS / 2012年9月19日 17時0分

ネットに依存気味の人や鬱々とした気持ちになることが多い人は、骨盤が固くなっている可能性が高いと警告する整体の第一人者、片山洋次郎先生

フェイスブックをはじめとするSNSが普及したことで、我々の生活や仕事の風景は大きく変わった。朝起きるとまずサインインし、会社や学校の昼休みにも確認。夜中の2、3時間に及ぶネットサーフィンが日課――そんな“SNS依存症”ともいえる若者も多いはずだ。

だが、整体の第一人者である片山洋次郎先生によると、フェイスブックなどのSNSを長時間利用する人ほど、「骨盤」がカチコチに固くなってしまう傾向があるという。その原因は情報量過多によるストレスで、知らぬ間に体に負担がかかってしまうためだ。

例えば、仕事がデスクワーク中心で、プライベートでも常にネットにいそしんでいる若者は、胸が張った緊張度の高い状態になることが多い。

「最近の若者に典型的な状態です。こうした胸の状態だと、夜中に急に目が覚めたりすることがあるはず。これは過換気症といって、胸の過緊張から、息を過剰に吸ってうまく吐けなくなり苦しくなる発作を起こすことがある。夜中に目を覚ますのは、その発作のごく軽いものです」(片山先生)

また、腰の一番下あたりが固くなっている場合は、情報疲れした胸の影響だと考えられる。腰に痛みを感じる人は要注意だ。

「腰痛の原因の8割はよくわからないといわれますが、SNSを長時間利用する若者の場合、情報ストレスからきていると考えて間違いないでしょう。胸の緊張がひどい人ほど、そのまま放置すると骨盤が固まってしまう危険性が高いです」(片山先生)

さらに、このカチコチ骨盤は勃起力を損なう可能性もあるという。

「実はパートナーとの性交渉がなくなってしまうのも、骨盤に原因があるといえます。カチコチ骨盤の状態というのは、性的に興奮していなくても、骨盤の底(股の付け根あたり)が、男性器が勃起しているときと同様に常に固くなっているんです。だから、いざ性行為をする機会がきても、勃起する余力がほとんどない。そうなると、おのずと普通の性的刺激では興奮できなくなり、生身の性行為より自慰行為のほうが好きだとか、特別なシチュエーションでなければ興奮できないということになってしまうんです」(片山先生)

「もしかして自分もカチコチ骨盤なのではないか?」と心配になっている人のための、セルフチェック方法がある。床に仰向けになって、尾底骨が床に当たり、痛いと感じたら、カチコチ予備軍だ。

では、情報ストレスで体調のすぐれない人は、フェイスブックなどをやめればいいのではないかと思うのだが、片山先生は「それは現実的ではない」という。

「仮にフェイスブックをやめても、現代人が情報の洪水の中を生きることに変わりない。例えば、渋谷の交差点に立ったときに浴びる情報量は19世紀の人々の一生分に匹敵するという説もある。情報ストレスを“賢く受け流す”術を身につければいいのです」(片山先生)

情報にあふれる現代社会を生き抜くためには、骨盤と正しく付き合うことが重要となってきそうだ。

(取材・文/戎 小次郎、撮影/高橋定敬)



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