2030年、もし日本が“100人の村”だったら20人は「75歳以上」

週プレNEWS / 2012年10月9日 13時0分

日本の人口ピラミッド。20年間で0〜19歳が減少し、75歳以上が激増する

現在22歳の新卒が40歳の中核社員となっている、18年後の2030年。高齢化が予想されているが、実際そのとき日本の人口構成はどうなっているのか? ここは大ざっぱに日本を100人の村に見立てて考えてみよう。資料としたのは、日本の将来の人口を1歳ごとに推定している国立社会保障・人口問題研究所『日本の将来推計人口』(2012年1月推計)だ。

まず、2010年の国勢調査のときは18人いた0〜19歳が、2030年には14人に減ってしまう。同様に各世代を見ていくとこうなる。

20〜39歳 25人→20人



40〜64歳 34人→34人



65〜74歳 12人→12人



75歳以上 11人→20人

村の稼ぎ手になる20〜30代が5人も減っている! そして75歳以上が11人から20人と、倍近くなってしまった! このあたりから、病気がちになって医療費がかさむようになったり、配偶者に先立たれてひとり暮らしする人が増えるという。そんな75歳以上がなぜ18年間でこんなに増えるのか? それがわかるのが左上のふたつのグラフだ。

2010年のグラフを上から見ていくと61〜63歳に大きな山がある。彼らは、1947〜1949年の第1次ベビーブームで生まれた、いわゆる「団塊の世代」。彼らは同学年が約250万人もいて、今年から年金をもらい始めている。このドデカイ山が18年後には75歳以上になっているのだ。

そして団塊の世代が大勢いるなら、彼らの子供の人口も当然ながら多くなる。これが1971〜74年生まれの「団塊ジュニア世代」。彼らは2010年のグラフでは36〜39歳の山を形成している。これが、2030年のグラフでは60歳手前に移動しているのがわかるだろうか。

100人の村では、40〜64歳の人数は34人のままで減らなかった。それは団塊ジュニアがこの中にすっぽり入っていたからだ。しかし、彼らは実は年金受給を控えた一群だったのである。あと少しで、この村は本当の老人村になってしまう!

キミが現在25歳なら18年後は43歳。40〜64歳グループ34人の一員ということになる。この村を支えていく覚悟はあるだろうか?

(取材・文/頓所直人 興山英雄 )

■週刊プレイボーイ43号「シミュレーションニッポン2030」より



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