ユルイ男たちを突然襲う腹痛・下痢を回避する方法

週プレNEWS / 2012年11月16日 17時0分

イラストを描いてくれたマンガ家の押切蓮介氏も、毎回壮絶な腹痛と闘いながら連載漫画を描いているという

「地下鉄の車内で突如激烈な腹痛に見舞われ、下車駅のトイレに駆け込むも、ウン悪く大混雑。悶絶しながら駅の階段を上り切ったところでブビーッと」と苦笑いするのは、長年、腸とのディスコミュニケーションに悩まされてきたS氏(30歳・会社員)。

同じように通勤・通学、会議や試験の最中など、ココ一番でやってくる不意の便意に悩まされているという声は多い。そんな人たちにとって、ただでさえ体が冷える真冬は憂鬱な季節だ。

S氏のような“最悪の事態”に陥らないよう、あらかじめ腸の調子を整え、腹痛を防ぐにはどうすればよいのか。そもそも不意の腹痛・下痢は病気なのか。東京・神田錦町の診療所で聞いた。

「3ヵ月の間、月3日以上の腹痛や便通異常が続く症状を過敏性腸症候群といいます。実は珍しい病気ではなくて、約3割の人が一生に一度は経験するともいわれています。下痢型、便秘型、下痢と便秘の混合型の3タイプがあります」(内科のA先生)

S氏の場合は下痢型になるが、その原因は何なのだろう。

「真面目で神経質な人がなりやすいとされますが、最大の要因は心理的ストレス。腸はストレスに弱く、働きに悪影響を与えます」

でも心理的ストレスなら、回避しようがないのでは?

「ですから、ストレス緩和の方法を知ることが大事になってくるんです。自分にとって楽しいこと、気持ちがラクになることを把握し、それを日常化するんです。また、お酒を控えたり不規則な生活を正すなど、生活習慣や食事改善も心がけるべきでしょう」

とはいえ、仕事柄、不規則な生活を避けられない人もいるはず。

「不規則ななかでも睡眠時間は必ず5時間以上確保する、食事の回数や摂取時間を一定に保つなど、生活リズムをつくる努力をするだけでも違ってくると思います」

食事の回数や時間だけでなく、腸に効く食べ物などはあるだろうか。

「とにかく野菜や海藻、芋類にキノコ類などの食物繊維を摂ることです。納豆や味噌、最近流行の塩麹にも含まれています。繊維はいい便を作るための重要な材料になり、整腸作用が期待できます。 また、冷たい飲食物は避けて、おなかを冷やさないこと。腹巻きなどで温めるのもいいでしょう」

このような方法で日頃から腸をいたわってあげていれば、きっと緊急時にも“決壊”せずにすむはずだ。

(取材・文/河合桃子 イラスト/押切蓮介)

■週刊プレイボーイ48号「真冬の『整腸』サバイバルマニュアル」より



【関連ニュース】

週プレNEWS

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング