世界中の人たちと興奮や感動をリアルタイムで共有。スマートテレビの可能性とは

週プレNEWS / 2012年11月28日 17時0分

パナソニック「スマートビエラ」シリーズに代表されるスマートテレビ。VOD機能はもちろん、楽しみ方は自分で創り出していくのが最大の特長だ

子供の頃に比べて、テレビを見る機会が減ったという人も多いのではないだろうか。ネット上では「今のテレビには見たい番組がない」という辛らつな意見も聞かれ、20~30代の人たち、とりわけひとり暮らしの男性にとって、“一家に一台”は「テレビよりもパソコン」という声が多い。

近年のこうした流れのなか、テレビとネットを融合することで新しいライフスタイルを生み出そうとする動きがある。それが、最近よく耳にするスマートテレビだ。

11月20日、ラジオDJのサッシャ氏とガジェットサイト『ギズモード』の三浦一紀氏が司会を務め、USTREAMで配信された『知ってますか? スマートなテレビの選び方!』では、パナソニック「スマートビエラ」シリーズの機能を紹介すると同時に、スマートテレビの未来について様々な意見が交わされた。

スマートテレビのもっとも初歩的な機能は、ネットの動画コンテンツを大画面テレビで見ることができる点だ。スマートビエラでは「アクトビラ」や「hulu」「TSUTAYA TV」「もっとTV」「ひかりTV」などの有料VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスがプリインストールされているため、手続きさえすればすぐに利用可能。映画や海外ドラマ、過去の番組などを好きな時間に見ることができる。

もちろん「YouTube」「ニコニコ動画」「USTREAM」といった動画サイトのコンテンツもすぐに楽しめる。サッシャ氏は昨今の音楽事情について、「世界でもっとも使われている音楽プレイヤーはYouTubeというアンケート結果がある」と紹介。そのため、ネット上の音楽PVには高画質のものが増えていると語った。つまり、ネットでコンテンツを提供する側も、大画面テレビで見ることを意識し始めているといえる。

しかし、「ネットコンテンツを大画面・高画質で楽しめる」というだけでは、スマートテレビに目新しさはそれほど感じられない。では、スマートビエラが提案する“新しいライフスタイル”はどこにあるのか?

かつて、テレビは家庭の中心だった。しかしネットが台頭したことで、パソコンやスマホがその地位を奪いつつあるのは周知の通り。前出の三浦氏も、「最近は好きな番組だけを決め打ちで見る程度で、テレビに触れる機会は減っている」と話す。

かのスティーブ・ジョブズはiPadの開発意図を説明する際、「テレビを見ながらネットができるようにタブレットを作った」と語っていたという。つまり、家族団らんの場にネットを持ち込もうとしたのだ。

スマートテレビは、この発想の“一歩先”を進んでいるとも言える。スマートビエラには前出のVODだけでなく、子供の教育アプリやゲームアプリなども搭載されている。そして、番組画面の隣にツイッターのタイムラインを表示したり、スカイプでコミュニケーションをしながらテレビを見ることだってできる。

これによりどういったことが可能となるか。たとえばサッカーなどのスポーツ中継を見ながら、世界中の人たちとSNSでつながることができる。遠距離の恋人同士も、スカイプでいっしょに映画を観賞できる。つまりテレビの興奮や感動を、遠く離れた人たちとリアルタイムで共有することができるのだ。

もちろん、タブレットやスマホなどがあればテレビを見ながらリアルタイムコミュニケーションは可能だが、スマートテレビの強みは、これ一台でできるように「テレビ×インターネット」に特化しているという点。「テレビ機能つきPC」より利便性が高いのはいうまでもない。

そしてテレビならではの大画面・高画質も、遠く離れた人たちとのリアルタイムコミュニケーションを個人対個人だけでなく、複数人対複数人で楽しめるように拡張してくれる。遠く離れた空間がまるでつながったかのようなコミュニケーションが、スマートテレビでは可能となる。

テレビは受動的に「見る」ものから、能動的に「使う」ものへ。ユーザーのニーズがスマートテレビに移り変わる日は、そう遠くはないだろう。

(取材・文・撮影/小山田裕哉)

■パナソニック「ビエラ」ホームページ【http://panasonic.jp/viera/giz/】



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