“ソー活”に乗り遅れた学生はどうなってしまうのか?

週プレNEWS / 2012年12月4日 9時0分

採用にSNSを用いる企業が、前年の10倍に急増した今年度の就活戦線。FacebookやTwitterの積極利用した“ソー活”が内定獲得の必須条件になっているといわれるなか、Facebookもスマホも使えないアナログ就活生のK君(大学4年、いまだ内定0社)が、合同説明会に向かう前にガケっぷちの現状報告をしてくれた。

***

―SNSって使ってる?

「就活と同時に周りが始めるもんだからやろうかなと思ったけど、やってる暇あったら企業研究しとくべきだろうと……」

―現在の就活の状況は?

「1社だけ内定をもらいましたが、辞退させていただき、今も継続中です」

―もったいない!

「学校推薦の建材商社でしたが、月収20万、週休1日、夏季・冬季休暇各3日、賞与昇給年1回、新入社員は千葉の外れに強制入寮、職場は埼玉の外れで通勤2時間、仕事は深夜12時まで……」

―も、もうイイよ。縁がなかっただけの話で。なんか前のめりすぎるんだよ。

「でも、教授の推薦だったので『俺の顔を潰す気か』とお叱りを。お世話になっている方を裏切ってしまいました……」

―不器用だなぁ。ちなみにどんな自己PRを?

「あ、は、はい。じ、自分は青春18きっぷのひとり旅で全国を回り、幾多の苦難を乗り越え(中略)大学時代は計587人の方と出会い(中略)日本語教員の実習を受け、先輩の誘いでひとりで中国にも行きました。西安の山奥で(中略)基本、野良仕事ばかり(中略)幾多の苦難(中略)計38人の方と知り合いました」

―数字細かいよね(笑)。

「具体的なほうがいいって」

―誰に?

「大学の就職課の方です」

―ピントがズレてる気がする。その優しさと実直さをSNSで“自己ブランディング”すればいいんだよ。

「実は、割と舌禍なほうで。3年付き合った彼女が1ヵ月間、ウーロン茶とゆで卵しか食わなくて『モデル体形になりたい』と言うから、1ヵ月目に彼女を思って『君がモデルになれるわけないじゃないか』って言ったら引っぱたかれて。その後、彼女が大学中にあらぬコトを……暴力を振るったとかベッドでマニアックなプレイを押しつけたとか、言いふらしまして」

―で、ヤッたの?

「や、やってませんよっ! でも、その風評被害で今、大学に行きづらくなってるんです……。あの、ひとつ聞いてもいいですか?」

―なんでもどうぞ。

「内定って、どうやったら取れるんですか?」

(取材・文/興山英雄)



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