【競馬】ゴールドシップは買えるのか?本命不在で大混戦の有馬記念は“万馬券”を狙え!

週プレNEWS / 2012年12月22日 14時0分

競馬の一年を締めくくるグランプリレースの有馬記念が12月23日に開催。このレースをバッチリ当てて、年末年始を楽しみたい。大混戦の難解な一戦を、お宝ハンター浜田公人氏、美人競馬研究家の山崎エリカ氏と、サイン馬券で大胆予想!

■馬券名人の予想か、サイン馬券か!

本命不在で大混戦の有馬記念。3週連続で秋のGⅠを的中させた『スポーツニッポン』の浜田公人記者、予想をよろしくです!

浜田 現時点では、ゴールドシップを本命に考えています。皐月(さつき)賞を勝っているように中山コースは問題ないし、距離が延びるのも大丈夫。ただ、オルフェーヴルの回避で、1番人気になる可能性も出てきました。そうなると、穴党としては少し狙いづらいんですが、ヒモで人気薄馬を狙う形でどうかと。実際、断然1番人気のダイワスカーレットが勝った2008年の有馬記念は、ヒモに穴馬が入って3連単は98万円もつきました。

―ゴールドシップは面白そうな馬ですが、不安点はないですか?

浜田 強い馬とガチンコの勝負をしていないところですね。今年はGI2勝していますが、皐月賞は展開の利があり、菊花賞はあまりレベルの高いレースではありませんでした。今回は歴戦の古馬が相手なので、実際にどこまでやれるのかという不安はあります。

ただ、折り合い面にまったく不安がないのは魅力で、手綱を取る内田騎手が完全に手の内に入れているのも大きな強みです。

―なるほど。で、対抗は?

浜田 ナカヤマナイトです。まず、ポイントは、最初からJC(ジャパンカップ)をパスして有馬記念一本に絞ってきているところ。秋の天皇賞、JCと使ってくる組とは疲労度が違うし、ここに照準を合わせてきた馬には、体調面のアドバンテージがかなりあると思うんです。

―でも、前走の秋の天皇賞9着は、少し負けすぎのような……。

浜田 敗因のひとつは、いつもより位置取りが後ろすぎたこと。でも、中山コースは5戦3勝、2着2回と大得意だし、完勝したオールカマーのように早めに仕掛けていって、4コーナーで好位から抜け出すような競馬ができれば、かなり面白いと思いますよ。

―そう考えると、前走の負けは人気が落ちて逆にいいかな、と。

浜田 ええ。イメージ的には、オールカマーを勝ち、秋の天皇賞の惨敗後に有馬記念を人気薄で制した07年のマツリダゴッホです。

―おー、ローテーションもまったく同じです!

浜田 ▲は金鯱(きんこ)賞を快勝したオーシャンブルー。いわゆる成長株の馬で、前走のレースぶりから本格化してきた印象です。この馬も前出の2頭と同じステイゴールド産駒だし、人気もなさそうなので、ここは狙いどころでしょう。ちなみに、この馬とナカヤマナイトは本命の逆転候補として、ギリギリまで吟味しようと思っています。

―ところで、人気の一角であるルーラーシップとエイシンフラッシュの印が低い理由は?

浜田 ルーラーシップは出遅れグセが大きなマイナス点。脚質的にも、直線の短い中山コースは疑問です。エイシンフラッシュは、前々走の秋の天皇賞がピークだった気がします。おつりが残っているのか不安なので印を下げました。

―では、ほかに人気薄で面白そうな馬はいますか?

浜田 血統的には、近親にダイワスカーレットやダイワメジャーがいるダイワファルコン。福島記念から出走してくる馬なんて、まず人気にならないですからね。勝つまでは難しくても、それこそ3連単のヒモに入れたら、かなりおいしい馬券になると思います。

―大胆な予想をあざーす! では、もうひとり予想を聞いてみよう。馬券の収支は毎年プラスというすご腕の競馬研究家の山崎エリカさん。彼女の本命は、春の天皇賞を逃げ切って勝ったあの馬!

エリカ ビートブラックです。春の天皇賞を逃げ切って勝ちましたが、あのパフォーマンスが再現できるんじゃないかなって。

―と、言いますと?

エリカ 春の天皇賞は、後方にいたオルフェーヴルを中心にレースが流れていましたよね。でも、オルフェーヴルの末脚が不発だったために、結果として前が残るという競馬になりました。今年の有馬記念もゴールドシップやルーラーシップあたりが人気になると思うので、レースの軸は後ろになります。そこで、再び自分のペースでスイスイ逃げられるんじゃないかとニラんでいるんです。

―逃げて7着だったJCのレースはどう評価していますか?

エリカ 1、2着の馬には完敗でしたが、3着以下の馬とは差のない競馬をしたと見ています。ただ、割と好走したということは、実はマイナス材料なんですね。というのも、逃げ馬が激走する一番の条件は、前走で大敗してることなんです。逃げ馬はレースで好走すると、スピードに必要な筋肉が疲労して、次走でいきっぷりが悪くなってしまうんです。そのあたりに少し不安が残りますが、今回も春の天皇賞と同じように気持ちよく逃げられると思うので、ここは積極的に狙っていきたい!

―ふむ。対抗はどうでしょうか。

エリカ ダークシャドウです。秋の天皇賞、JCと連続4着ですが、逆に考えれば力を出し切っていないので、あまり消耗してないともいえます。そろそろ調子を上げてきそうな気配がするんですよ。

そして、スカイディグニティが▲。菊花賞の内容は、勝ったゴールドシップよりもこの馬のほうが上だと感じました。道中はずっと外々を回るロスがありながら、勝ち馬から0.3秒差の2着。これはかなり評価できます。馬券的な妙味からも面白いと思いますよ。

―あざーす! では、最後にサイン馬券を。有馬記念はその年にあった事件や出来事などが、馬券に直結するといわれる。アメリカ同時多発テロがあった01年に、マンハッタンカフェとアメリカンボスで、馬連万馬券決着したのがいい例だ。今回はというと―。

●2012年の世相を表す漢字の「金」から、ゴールドシップ

●総選挙で話題になった日本維新の会から、エイシンフラッシュ

●ももクロ(ももいろクローバーZ)がNHK紅白歌合戦初出場で、枠番2(黒)-8(桃)

●東京スカイツリーの高さ634mから、3連単6→3→4

●壇蜜さん大ブレイクで馬番3

●安倍晋三自民党総裁&セ・リーグMVP阿部慎之助選手のABE馬券アーネストリー、ビートブラック、エイシンフラッシュ)。

と、こんな感じか(笑)。こういうサイン馬券で盛り上がれるのも有馬記念の醍醐味だぞっ!

(取材・文/浜野きよぞう)

●浜田公人(はまだ・きみひと)



穴予想に定評がある『スポーツニッポン』の人気記者。この秋は絶好調で、マイルCS、JC、JCダートとGⅠを3週連続して3連単で的中! “お宝ハンター”の異名はダテじゃない!

●山崎エリカ(やまざき・えりか)



09年のエリザベス女王杯の3連単154万馬券を某誌上で的中させ、一躍注目を浴びた競馬研究家。来年1月に著書『負けない女は逃げ馬で億を稼ぐ』(白夜書房)が発売されるぞ!



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