アントニオ猪木、年末恒例の炊き出しで吼える!「危険だからこそ行く。それが猪木イズムだ」

週プレNEWS / 2012年12月29日 17時0分

今年で12回目となった年末恒例の炊き出しを行なったアントニオ猪木。来年も世界中に「行」くと宣言した

12月29日(土)、IGF会長のアントニオ猪木が年末恒例の炊き出しを新宿中央公園で行なった。

「人生のホームレス」を掲げる猪木が、路上生活者たちに暖かい食事や衣類を振舞うこの炊き出し。12回目となった今年は、猪木のほかに鈴川真一、天田ヒロミら多数のファイター、そして春一番、アントニオ小猪木、アントキの猪木といった面々も参加。集まった人たちにラーメン2000食のほか、缶詰・ソーセージ・パン・カップラーメンなどの食べ物と肌着一式が入ったセットも配られた。

「思ったりよりも、みんな元気そうじゃねぇか。まあ、元気が無けりゃこんな寒い中、来れねぇか(笑)」

こう笑いを誘った猪木は、恒例となった来年を表す漢字に「行」と一筆。「何事も行動を起こすことが大事なんだ。たとえ非常識であっても、一歩を踏み出すこと。行けば分かるさ」と、言葉の意味を説明した。

その言葉通り、今月初旬には、テロが横行し、日本の外務省から渡航に注意喚起が出されているパキスタンでIGFの大会を敢行。“テロの巣窟”と呼ばれる危険地域、アフガニスタン国境近くのペシャワールという町で、カイユームスタジアムに2万5000人もの観衆を集め、大成功を収めた。

「1976年に現地の英雄、アクラム・ペールワンと闘いましてね、今回は彼のお墓参りも兼ねて行ってきたんだ。パキスタンでは大歓迎してもらいました。行く先々で何台ものテレビカメラが待ち構えて、テレビの生中継やニュース番組でも取り上げられていましたよ。『ワシントン・ポスト』でも一面で扱っていたな」

海外VIP扱いの待遇ゆえに、一歩間違えばテロに巻き込まれてもおかしくない状況。周りからは「危険すぎる」と引き止められたというが、猪木はそれを一蹴。「オレからしたら、危険だからこそ行くんだよ」と、“猪木イズム”は健在だ。

「今、日本は、国や企業も萎縮しちゃって行く末が見えないね。政治家も、減税とかの国内事情ばかりで国際問題を言う人がほとんどいない。オレが北朝鮮やパキスタンに行くのも、一歩外に出て枠(わく)をハミ出してみると、また違うものが見えてくるからなんだ。そして、それはときに“非常識”でもある。でも、行かなきゃ分からないことがたくさんあるんだ」

これからも「プロレスを通じて世界平和を」という「世界発信」を続けていく猪木。来年はキューバ、内モンゴル、そして北朝鮮などでも大会を開催する予定だという。

炊き出しの最後には集まった人たちを前に、「みなさん、来年はここに来ないように(笑)。いくぞッ! イチ、ニ、サン、ダーッ!」で締めくくった。

(取材/週プレNEWS編集部)

■「HEIWA・フィールズ プレゼンツ INOKI BOM-BA-YE2012」



12月31日(月)14:00開場~16:00試合開始 会場:両国国技館



http://www.igf.jp/event/inoki-bom-ba-ye-2012/



【関連ニュース】

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング