都会の恐怖・強盗やひったくりから身を守る方法

週プレNEWS / 2013年1月5日 16時0分

財布やバッグにつける防犯ストラップは、ワイヤー入りのものを選ぼう。奪われても容易には引きちぎられない

今年の年末年始も、大勢の芸能人がハワイなど海外を訪れているようだ。何かと物騒な外国では気を引き締めて行動することが大切だが、日本でも年始に観光地や初詣などに出かける際、引ったくりやスリに注意が必要だ。

ここ数年、“犯罪先進国”のアメリカでは、帰宅時に自宅へ入る寸前や車から降りるタイミングでの強盗が激増している。これは「やっと家に着いた」という安心感から最も無防備になる瞬間を襲うのがラクという、実に巧妙な犯罪者たちの手口なのだ。

この種の犯罪は、程なく完コピされて日本に上陸するのが通例。ならば、いまからアメリカのビジネスマンたちが使う犯罪防御法を覚えておこう。もちろん、海外旅行でも必須の心がけだ。

伝授するのは、ニューヨーカーたちが実践しているタクシー降車タイミング狙いの強盗対策だ。深夜の帰宅になったとき、安全を考えてタクシーを使うというのは正しい判断。しかし、タクシーに乗ったことで「もう大丈夫だろう」と安心しきって、ついつい降車の瞬間に気を許してしまいがちになる。

降車時に、体より先にバッグを無防備に出すのは、相手に「奪ってください」と言っているようなもの。まず車外の様子を見て、周囲に不審人物がいないか確認すること。次に、バッグは必ず“たすき掛け”にして体の前に回しておく。降りるときには片手でバッグを押さえること。最後に、タクシー運転手に「自分が家の中に入るまで走り去らずに見ている」ようにお願いしておくことが重要だ。

これは、犯罪者に「コイツは用心深いから、襲うのは難しいな」と思わせる効果が高いテクニック。犯罪者も、スキのない相手を狙うようなリスクのある仕事は嫌うものだ。

また、近年の引ったくりにはこんな手口が増えている。バイクや自転車で後ろから近づき、一気にバッグや財布を奪い去るというもので、ATMなどでお金を引き出しているところから犯人たちは見張っている。コンビニでは仲間が雑誌コーナーで獲物を見定め、外で待つ実行犯に携帯で合図を送るパターンが多い。お金を下ろす様子を横目で見ながら、携帯やスマホに手をかける不審人物がいたら要注意だ。

実際に被害を防ぐのは、防犯ストラップや防犯ネット。財布やバッグを伸びるストラップでズボンなどにつないだり、自転車のカゴにネットをかけるだけだが、犯罪者に「奪いにくい」と感じさせる効果は大きい。

いずれにせよ、犯罪から身を守るには、犯罪者に「スキがない奴だ」と思わせることが肝心なのだ。

(文・撮影/近兼拓史)



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