KDDIがスタートさせたSmart TV Boxってなんだ?

週プレNEWS / 2013年1月21日 0時30分

「Smart TV Box」にタレント名を入力すると、放送予定の出演番組のほか、録画番組や動画サイトなども同時に検索にかけられ表示される

前代未聞の検索機能をもった全録マシン・SPIDER(http://wpb.shueisha.co.jp/

2013/01/18/16586/)が注目されるが、これとはまったく異なる方向性でKDDIが昨年末に開始したサービスがある。こちらもテレビ視聴スタイルに新たな提案をするものだ。

2012年11月28日にKDDIがケーブルテレビ大手のジャパンケーブルネット(JCN)と組んで始めた「Smart TV Box」。OSにAndroid4.0を搭載したこのマシンの面白いところは、テレビとつなぎ、キーワード検索をすると、

(1)1週間先までの放送予定番組

(2)ハードディスクにためたテレビ番組(2番組の同時録画が可能だ)

(3)ユーチューブやニコ動などのネット無料動画サイト

(4)auの動画配信サービス「ビデオパス」

(5)インターネット

―などの、それぞれの検索結果が並列状態で表示される点だ(写真)。ユーザーはそこから好きなものを選んで視聴するスタイルとなる。スマホやタブレットPCがリモコン代わりになるので、検索ワードが打ち込みやすく、また、録画した番組を簡単にスマホやタブレットPCに飛ばして観ることもできる。さらに、KDDIによるレシピ、カレンダーなどのアプリのほか、Google Playの対応アプリ(200以上)や、auスマートパス提供アプリ(100以上)も楽しめる。つまり、「テレビ画面で観られるものはなんでもこの一台で楽しめるようにしましょう」というマシンだ。

「Smart TV Boxのメリットは、テレビ放送に加えてさまざまなコンテンツを一台のBoxとテレビで楽しめることです。ライフスタイルの変化とデバイスの多様化によって、さらにオンデマンド化やソーシャル化によって、ユーザーは好きな場所で好きなコンテンツ、そして自由な交流を楽しむようになってきていますが、やはり家にいるときは、特に映像を楽しむときは、キレイな大画面テレビで楽しみたいと思うのではないでしょうか」(KDDI広報部)

ではKDDIは、既存のテレビビジネスとはどういう関係性を考えているのだろうか?

「見たいコンテンツが見つかるようになることで、テレビの前にユーザーがいる時間を増やせるのではと考えています」

料金は、地デジ、BS、CS多チャンネルと、下り最大100Mbpsのインターネットを利用できる「スマートマックス」コースが月額9450円。

今後もネットやスマホと融合した、新たなテレビサービスがさまざまな形で生まれていくのは確実で、2013年は、テレビ視聴スタイルが本格的に変化していく元年にもなりそうだ。

(取材・文/頓所直人)



【関連ニュース】

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング