LINE非公認の掲示板アプリが援交の巣窟になっている

週プレNEWS / 2013年2月6日 6時0分

LINE非公認の“LINE掲示板アプリ”が、援助交際や売春など性犯罪の温床となってしまっているという

今や世界で1億人以上、日本国内でも約4100万人が利用しているスマホ向け無料通話&メールアプリ「LINE」。だが、ここまで巨大に膨れ上がったコミュニケーションツールだけに、運営するNHNジャパンの頭を悩ませる問題も多いようだ。

Webサイト『ナンパな一期一会ノススメ♪』の管理人で、ネット上の性犯罪や恋愛事情に詳しいsai氏は、こう警鐘を鳴らす。

「LINE非公認の“LINE掲示板アプリ”が、援助交際や売春など性犯罪の温床となってしまっているんです。かつて『スター・ビーチ』というメル友募集サイトが援交の巣窟と化していましたが、今のLINE掲示板にはそれに匹敵する勢いを感じますね」

LINE掲示板アプリとは、LINEで発行されるIDを利用してメッセージを書き込むことで、見知らぬ他人と交流できるというもの。LINE本体とは無関係な業者が勝手に運営しており、出会い系サイトのように活用できてしまう。

「LINE側は対策として、au(KDDI)のアンドロイド端末で18歳未満のID設定と検索ができないように昨年12月から規制をかけています。ですが、auのiPhone、そして、NTTドコモやソフトバンクモバイルの端末はまだ規制がかけられていません(1月30日時点)。つまり、まだ大半のスマホユーザーがLINE掲示板を利用できる状況です」(sai氏)

昨年末のNHKの報道によれば、これまでLINE関連で未成年を対象とした性犯罪は、全国7都道府県で少なくとも14件発生しているとのこと。

「言わずもがなですが、その数字は氷山の一角です。以前から懸念していましたが、LINE掲示板は出会い系サイトとして十分な機能を持つにもかかわらず、LINEという大看板のせいで、女のコたちが安心してしまうんです。危険を察知するセンサーが麻痺してしまうんでしょうね」(sai氏)

確かに、従来の出会い系サイトには危険、怪しいといったアングラなイメージもあるが、“LINEを利用する掲示板”と聞けば、健全そうなイメージを抱いてしまう。

「今の10代は通話もメールもLINEというコが多く、生活に必要不可欠なアプリになっています。逆にいえば、LINEを使わなければ友達の輪に入れないほど。LINEが既存の友達とつながる必須ツールとなっているため、LINE掲示板にも警戒心なく投稿してしまうんです」(sai氏)

一方、最近の出会い系サイトは規制が厳しくなっているため、登録するのに身分証の提示を求めるサイトも多く、逆にかなりハードルが高くなっているという。

「それも援交の波がLINE掲示板へ流入してしまった一因でしょう。ここ最近、あからさまな書き込みをする少女が特に急増していますしね。LINE掲示板には、売りたい少女と買いたい男が跋扈(ばっこ)してますよ」(sai氏)

国民的アプリが、図らずも“援交少女製造機”として機能してしまうのか?

(取材・文/昌谷大介[A4 studio])

■週刊プレイボーイ7号「エスカレートする『LINE援交』の実態!!」より

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