“ジェネリック家電”を購入前に理解しておくべき「使用上の注意」

週プレNEWS / 2013年4月17日 17時0分

ジェネリック家電を購入するときは、アフターサービスや粗悪品でないかなどをしっかりチェックしよう

無名のメーカー製ながら、安くて性能がいいと話題の“ジェネリック家電”。だが、残念ながら大手メーカー製品に比べて、少々不便なところもある。メリット・デメリットを理解するためには、どのようなところに注意すればいいのだろうか。

まずは気になるアフターサービス。これはメーカーや販売店によってまちまちだ。

大手家電量販店で販売する製品は、国産大手家電メーカー製品並みに1年保証がつくことが多いので安心だ。しかし、ディスカウントストアやホームセンター、電脳ショップなどでは「初期不良2週間以内のみ交換対応」など独自のアフターサービス基準の場合もあるので、購入前に確認しておきたい。レシートが保証書代わりになる場合もあるので、しっかりと保管しておくこと。

次に製品のクオリティ面はどうだろう。

中国の家電製造現場では、同じ金型で複数のメーカー製品を製造することがよくある。そのため、形や部品がまったく同じでも別メーカーの製品が複数存在する。注意したいのは、あくまで別メーカーの製品なので、外見が同じでも内部の構造や部品が簡略化された粗悪家電が流通しているケースもあること。念のため、同じに見える製品は手に持って重たいほうを選ぼう。

そして稀にあるのが、スイッチを入れても動かない…というケース。性能では優良ジェネリック家電と粗悪家電との境界は明確だが、見た目の差は微妙だ。購入後に箱を開封したら、速やかにすべての機能の動作確認を行なおう。万一不具合がある場合、その個体だけの問題のようなら新品との交換を要求。もともと粗悪な欠陥品ならば、購入店で返品するべし。

さらに、一流メーカー品とは微妙に違うのが取扱説明書に中国語やアラビア語が書かれていること。

薄利多売のジェネリック家電は多くが世界中に輸出されている。特に中東市場では人気が高く、アラビア語表記のページは多くなっている。逆に日本語での説明は自動翻訳ソフト頼りで「あなたが右を押すことによって強くボタンが電源に入ります」など意味不明のものもあるが、これはイマジネーションを働かせて読み取るしかない。

最後に、これらの注意点をふまえた上で……ジェネリック家電の優秀さに満足し、同じものをもうひとつ買いたいと思うこともあるだろう。

だがジェネリック家電は恋愛と同じで、基本的に一期一会。最初に年度内の生産数を決め、その生産数を作り終えると製造終了となる。あらかじめ市場で完売となるであろう量を予測して作るので、「明日になったら買おう」などと思っていると、誰かに買われてしまって「品切れ入荷未定」ということになりかねない。モジモジしていないで即断即決、その場で買う勇気が必要だ。

以上の注意点をしっかりとチェックして、ジェネリック家電でお得に新生活をレベルアップしよう。

(取材・文/近兼拓史)

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