20~30代のための今日からできるマネー管理術

週プレNEWS / 2013年5月12日 6時0分

レシート1ヵ月分を「コンビニ」「家電量販店」「居酒屋」など業種別に分け、トータル金額を出すことで自分の「行動パターン」や「消費習慣」がわかる

結婚、独立、マイホーム購入など、この先、勝負をかける瞬間は必ず来る。その日のために、元手をぜひ確保しておきたい。そこで、3つのステップで自分の支出のクセを把握し、将来の出費を予測して、しっかりマネーを管理しよう!

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ステップ1月単位で支出のバランスをチェックすること。

収入は勤め先やバイト先からの振込額を通帳で簡単にチェックできるが、使ったお金のトータルはわかりにくい。

そこで、支払いをしたら必ずレシートをもらい、それを袋に入れて、1ヵ月分ためておこう。自販機などからの購入も、メモして入れておく。

たまったら、「コンビニ」「家電量販店」「居酒屋」など業種別にざっくり分け、それぞれのトータル金額を出す。これだけで、自分の「行動パターン」や「消費習慣」がわかる。コンビニに使うお金が多すぎたら、レシートの項目をさらにチェックすれば、「スナック菓子を買いすぎ!」などの発見があるだろう。

「消費行動には個人によってクセがありますが、自分のクセは自覚しにくいですよね。それを客観的に確認できれば、それだけでムダな出費は必ず減らせます」と、ファイナンシャルプランナーの内藤眞弓氏は指摘する。

1ヵ月分の支出傾向がわかったら、ステップ2として今年の予算を立ててみよう。まずはそれらの支出先を項目別に分ける。例えば、「ネット関連」「飲み会関連」「ファッション関連」「彼女関連」……といった具合だ。そして、それぞれに12をかけて、項目別に1年間で使うお金の予測を立てよう。年間出費予想額を並べてみると、「もったいない!」が、必ず見つかるはず。

あまり気の進まない同僚との付き合い酒、仕事帰りのゲーセン代、彼女とのデート代……。この出費は多すぎると判断したら、その項目の「年間予算」を減らす、あるいは1ヵ月分の上限をきっちり決めて年間予算を自己管理しよう。

「消費行動を見直すことは、ライフスタイルそのものを見直すことになります」(前出・内藤氏)

年間予算を検証することは、単にお金の節約になるだけでなく、ムダな時間を省くことにもつながる。

ステップ3は、将来の収支をシミュレーションしてみる。今後20年の収支はどうなるのか? 1年後、2年後……と順番に書いた横に、収入や支出の予定を大まかに書き込んでいくだけでいい。

一例として、住まいの費用。アパート暮らしの人は、10年後もこのまま住み続けたいか、より広い賃貸マンションに移りたいか、それとも購入するかを考えてみる。移りたい場合は10年後の予定に「引っ越し」と書き込み、その費用をざっと計算して金額を添えておこう。

数年後に彼女との結婚を考えているなら、同様に費用を見積もっておく。20年後には親が80歳近い人もいるだろう。そのとき実家に帰って親の面倒を見るのかどうか。介護施設に入れるなら費用はいくらかかるのか、誰が負担するのか。親が亡くなった場合、相続する資産はあるのかないのか。

こうしたことを考える過程で、今、自分がとるべき行動が見えてくる。マネー管理は人生管理でもある。しっかりコントロールして、「勝負」の日に備えよう。

(取材・文/本誌エコノミクス班)

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