「長寿世界一」認定目前! 大阪・115歳女性の前にライバルが次々と登場?

週プレNEWS / 2013年8月1日 12時0分

今年3月5日に115歳の誕生日を迎えた大川さん。好きな食べ物は、うどんとサバのすし、ビフテキだとか

「長寿世界一」の座をめぐり、てんやわんやの騒ぎが起きている。

大阪市在住の115歳、大川ミサヲさん(1898年生まれ)が「存命する世界最高齢の女性」として、ギネス世界記録に認定されたのは今年の2月27日のこと。

ただし、この時点で大川さんはまだ世界一の長寿ではない。1897年生まれの木村次郎右衛門(じろうえもん)さんが存命しており、長寿記録を更新中だったからだ。つまり、大川さんは女性としては世界一だが、人類としては世界2位の長寿者だったというわけ。

ところが、木村さんが6月12日に116歳で死去してしまった。当然、誰もが大川さんが長寿世界一に繰り上がると考えていた。

大川さんが暮らす大阪市東住吉区の特別養護老人ホーム「くれない」の岡田智仁理事長補佐がこう語る。

「木村さんが亡くなられた際、ギネス側がプレス発表をしたのですが、そこには『木村さんのご逝去により、存命する世界一の長寿者は大川ミサヲさんに引き継がれます』と明記されていました」

ただし、あくまでも発表であり、正式な認定の動きはなかった。

岡田氏が続ける。

「木村さんは亡くなったばかり。遺族の心情を思えば、ギネスもすぐに大川さんを世界一の長寿者として華々しく認定するのははばかられる。せめて四十九日の法要が終わるまでは発表を控えているのだと理解していました」

木村さんの四十九日が終わるのは7月末。つまり、大川さんの周囲は8月初旬以降には、ギネスから公式に認定の知らせがあるものと受け止めていたのだ。

ところが、7月11日に驚きの事態が! タイ北西部の山間部、メーホンソーン県ムアンペン村に、119歳の男性がいるというニュースが飛び込んできたのだ。

この男性はタイの少数民族カレン族の出身で、ガム・トンナムチョクディーさん。今年になって、県が60歳以上の住民データを集計したところ、ガムさんの身分証明書に「1894年5月8日生まれ」と明記されていたという。

だが、配信されたガムさんの映像を見た岡田氏は首をかしげる。

「本当に119歳なのでしょうか? すたすたと歩いて釣りや畑作りをするなど、ガムさんは元気すぎます。お酒も飲むし、歯も何本も残っている。80代から90代くらいにしか見えません」

実は、配信された別のニュースにはこんなただし書きが。

「ガムさんの年齢は1950年代の国勢調査によるもので、生年月日は自己申告だった」

現地タイの事情に詳しい研究者がこう証言する。

「100年以上前のタイの山間部では、生年月日を正確に記録する制度などありませんでした。ある少数民族では牛が追えるようになったら何歳、子供を産んだら何歳という年齢の数え方をするケースもあったようです」

どうやら、119歳という年齢はかなりアバウトっぽい。

となると、いったいどちらが真の長寿世界一なのか? 多くの人がそう悩んでいたら、またもや驚きの事態が! 7月22日にガムさんが自宅浴室で急死してしまったのだ。普通なら、ここで長寿世界一は大川さんとなり、一件落着となるはずだった―。

だが、騒動はこれで終わらない。なんとアンペン村にはガムさんの親族で、今年116歳になる女性もいるというのだ。この情報が本当なら、大川さんは再び長寿世界2位になってしまう。

これには前出の岡田氏もこう苦笑いするばかり。

「大川さんが長寿世界一なのか、それとも2位なのか、もう気にしません。大川さんは世界一になりたくて長生きしているわけではありませんからね。大川さんには一日でも長く元気でいてほしい。それだけが私たちの願いです」

確かにそう。めでたきは長寿なり。それだけで十分じゃない?

(取材/ボールルーム)

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