カリスマ講師がTOEIC難民にアドバイス「3ヵ月対策をすれば、700点くらいはラクラク取れちゃうんです」

週プレNEWS / 2013年8月26日 6時0分

今、多くの会社員の悩みの種となっているTOEICのスコアシート。120分で200問(リスニング100問・リーディング100問)を回答するスピード命のテストだ

社内公用語を英語にしてしまう企業が現れたり、社内でTOEICのハイスコアを要求されたり、グローバル化が着々と進む日本の企業社会。

英語が苦手な人は、たとえ営業成績が優れていても、降格・減給など“社会人失格”の烙印を押される悲惨な事態も発生している。

(「スコアが悪いと降格、減給も当たり前。TOEICの受験者数が急増する切実な理由」http://wpb.shueisha.co.jp/2013/08/21/21270/)

なかには、TOEICスコアが伸びないことを苦にして退職する社員まで出ているという。英語のせいで路頭に迷うなんて、まさにTOEIC難民! 日本企業に勤務する日本人社員なのに、なんでこんな目に遭わなければならないのか?

実際に全国の企業でTOEIC対策講座を担当する人気講師の早川幸治氏と、多くの社会人が学ぶ茅ヶ崎英語会 ・渋谷松濤校校長の松本桃子氏に聞いてみた。

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――最近は「英語の社内公用語化」とかいうものがはやっていますが、日本人なんだから、日本語で仕事ができれば十分なはず。営業成績のいい社員が英語のせいで昇進できないなんて、企業にとって逆に損失なのでは?

早川 確かにその考え方は否定しませんが、日本の人口は今後減少し、企業はグローバル化せざるを得ません。TOEICのスコアは英語で仕事をするための入り口にすぎませんが、日本人だから英語をやらないという人はその入り口にすら立てない。人生の選択肢が狭まってしまいます。

――松本先生の学校はTOEIC専門ではないですよね?

松本 はい。でも最近は、学生、社会人を問わず、TOEIC対策のために通いたいという人が増えていますね。

――それにしても、一流大学を出て、大企業に入社できるほど学力があるはずの人が、なぜこんなにTOEICで苦しむことになるのでしょうか?

早川 いわゆる受験英語では、英語を日本語に解読するための知識が測られます。一方、TOEICは単語の使われ方、スピードなど実践的な英語スキルが測定されます。問われているものがまったく違うので、高学歴の人もTOEICで苦しむのです。

松本 出題される単語の質も違います。受験英語はあらゆる領域から出題されますが、TOEICでは、受験ではあまり出てこないビジネスの単語が中心です。

――高学歴でも歯が立たない英語スキル&なじみのないビジネス単語と聞くと、ますます絶望的な気分になりますが……。

松本 そんなことはありません。実は、TOEICのほうが出題される単語が限られている分、やさしいともいえるんです。TOEICの文法問題は大半が中学レベル。ただ、学校で習わない語彙(ごい)が出るので難しく感じてしまうだけです。受験英語をしっかりやった人は、3ヵ月TOEIC対策をすれば、700点くらいはラクラク取れちゃうんですよ。

――でも、受験英語をちゃんとやってなくて、もともと英語が苦手な人はダメですよね?

早川 いや、むしろもとの英語力が低い人ほど効果を早く実感できると思います。中学、高校で英語を学んだ経験のある日本人は、ほとんど全員がTOEICのハイスコアを取るポテンシャルがある。学習を継続すれば、3ヵ月で効果を実感できます!

――そんなこと言っても、何度やってもダメな人は実際にいますよ!

松本 伸び悩んでいる人は、いろいろな教材に手を出しどれも中途半端だったり、本人のレベルより難しすぎる教材を使ったりしていることが多い。いちばん効果的なのは、わかることのなかにわからないことが2、3割交ざっている程度の教材を繰り返しやることです!

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ムリのない学習を継続すれば、誰でもTOEICでハイスコアが取れると力強く断言するプロ講師たち。TOEIC難民になりかけている人は、まずは自分の学習法を見直してみてはどうだろう。

(取材/戎小次郎、撮影/五十嵐和博)

■『日本人の98%はTOEIC TESTハイスコア予備軍です!』




楽天、ユニクロなどで教える、カリスマTOEIC講師の早川幸治氏が、効率的な学習法を公開している。四六判/176ページ。定価1,050円(税込)




http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-780686-1&mode=1

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