「ほじれるんです。」のモデルは同僚女性? おもしろ玩具のヒットメーカー、バンダイ・高橋晋平の開発秘話

週プレNEWS / 2013年11月4日 15時0分

好きなだけ鼻イジリを楽しめる「ほじれるんです。」などフェチ心をくすぐる商品を手がける高橋晋平さん

超精密フィギュアから完全脱力ストラップまで、今、大人の間で静かなブームを呼んでいるカプセルトイ。フェチ心をくすぐるアイデアや超絶技巧の秘密をクリエイターに直撃する。

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鼻の形をした玩具「ほじれるんです。」を開発した高橋晋平さんは、あの大ヒット商品「∞(むげん)プチプチ」も手がけたクリエーター。

―ところで高橋さん、このお鼻はどのように楽しめばよろしいんでしょうか?

高橋 まずは、パチンッ!

―え、え? 今、何をしたんですか?

高橋 こう鼻をほじった状態で弾くと音が鳴るんですよ。この鳴りも追求して制作しました。あと、鼻の奥に突起があったりしますから、これを徹底的に攻めてみるのもおもしろいと思います。

―この「美人鼻」は指が奥まで届きませんけど?

高橋 小型で内部が先細りになって奥まで届かない、奥ゆかしい仕様なんです。指でほじるだけでなく、鼻全体をつまんで楽しんでください。

―そして、満を持しての最新作が「スマートキッス」ですが?

高橋 これはスマホのホームボタンに貼って使用します。スマホを操作するたびに、男子が触れたいと思うクチビルにタッチできる画期的な商品です。ちょっと触ってみてください。

―わ! なんか指に吸いつく粘着感アリですよ、これ! 気持ちいいかも♪

高橋 感触だけでなく、クチビルのツヤ、そしてシワにもこだわりました。

―これ、スマホに好きな女のコの画像を表示して接吻!なんて使い方もアリですね。

高橋 ホームボタンに貼るので、タッチすると画像が消えてしまうはかない商品なんです(笑)。

―開発で苦労したところなどは?

高橋 「ほじれるんです。」でもそうだったんですが、同僚の女性に鼻やクチビルを見せてくれと頼みまして。そうしたら本気で引かれてしまって……。社内でのイメージはかなりおかしなことになっているかもしれません。新商品開発のたびに大切なものを失っている気がします。でも、ガシャポンならではの「この中に何が入ってるんだ?」という感覚をユーザーに提供できる商品になったので満足です。今後も自分の社内イメージを気にせず商品開発をしていきたいですね。

(取材・文/直井裕太 撮影/佐賀章広[古屋氏] 下城英悟[カプセルトイ])

●高橋晋平(たかはし・しんぺい)




株式会社バンダイベンダー事業部あの包装用のプチプチを永久にプッシュし続けられる大ヒット玩具「∞プチプチ」を手がけ、今年からガシャポンを担当。「ほじれるんです。」「スマートキッス」などを開発

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