精神科医に学ぶ「酒乱上司」の見抜き方

週プレNEWS / 2014年4月7日 7時30分

歓迎会をはじめ、何かと飲み会が多い新年度。こうした酒の場で、若手サラリーマンの一番の悩みといえば、「オレの酒が飲めねーのか!」と絡んでくる酔っぱらった上司や先輩への対応ではないだろうか。

そんな「酒乱上司」のなかでも、特に気をつけないといけないのは、いったいどんなタイプなのか? アルコール依存症に詳しい、まいんずたわーメンタルクリニック院長で精神科医の仮屋暢聡先生に聞いてみた。

「酔うと表れる性格は大きく3つに分類されます。愉快な気持ちになる喜楽型。落ち込んだり、涙もろくなる悲哀型。不満が爆発する怒り型。喜楽型と悲哀型は放っておいてもこちらに被害はないのですが、厄介なのは怒り型です。部下に対して直接攻撃してくるので、このタイプの上司に若手社員は手を焼くはずですね」

この“怒り型”になる恐れのある上司は、日頃の行ないから見抜く方法があるという。

「基本的には、酔うと元の性格が増長されるものなので、日頃から口調がキツかったりパワハラ気味の人は、お酒で抑制がなくなるとさらにキツくなります」(仮屋先生)

一方で、飲み会になると性格が豹変して“怒り型”になる人もいるが、こういうタイプも普段からよく観察していれば特徴があるという。

「ブツブツと独り言を言っている人は、酒を飲むと愚痴っぽくなり、説教を始める可能性が高いですね。ただ、見逃しやすいケースとして、たとえ表向きは無口・無表情で仕事をこなしている人が、実はストレスをため込んでいて爆発することはあるので注意が必要です」(仮屋先生)

過去の飲み会では“喜楽型”だった上司が、あるとき“怒り型”に豹変することもあるので要注意だ。

「感情の起伏が激しいタイプはその日の気分によって喜楽型にも怒り型にもなります。例えば熱狂的な野球ファンは応援するチームの試合結果によって、また競馬など勝負事が好きなタイプは勝敗によって機嫌が変わるので、いつ怒り型になってもおかしくありません」(仮屋先生)

かなりの数の上司に危険因子が潜んでいそう……。上司との飲み会はできれば避けたいところだが、そうはいかないのもサラリーマン。上司が仕事で失敗したのを見たら、その日だけは「飲みに行くぞ!」と言われてもゴマかすのが無難かも?

(取材/黄 孟志)

■週刊プレイボーイ16号「“酒乱”上司・先輩の見抜き方&上手な対処法」より

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