「時間」「プレッシャー」「自尊心」「パーソナルスペース」。人がストレスを感じる4つのポイント

週プレNEWS / 2014年4月22日 6時0分

新年度のスタートから1ヶ月近くがたち、仕事や人間関係でストレスもMAX状態。かなりお疲れの人も多いのでは?

「ストレスがたまってきてやる気が出ないという方は、一度、自分の“ストレス耐性”を知ってみるといいでしょう」

こう語るのは、ストレス専門医の自治医科大学精神科・西多昌規先生だ。ストレス耐性というのは、自分はストレスに強いか、弱いかということ?

「ストレスは、単に強い弱いという以上に、どんなことに強く感じるかの個人差が大きいんです。例えばレジに並ぶ際、『態度は悪いが、仕事が速いレジに並びたい』人と、『仕事は遅いが、愛想がいいレジに並びたい』人では、何をストレスに感じるかがまったく違うわけです」

なるほど。飲食店を選ぶ際、「味」「接客態度」「混雑具合・雰囲気」のどれを重視するかも人によって大きく違う。そこが「自分のストレス耐性」というわけだ。

「そのストレス耐性を事前に知っておけば、自分を『あ、今、ストレスを感じるシーンだな』と客観的に見て落ち着かせることもできるし、例えば部下に仕事を頼む際も、仕事の早い部下に頼むのか、愛想のいい部下に頼むのかなどさまざまな対策を立てやすくなります」

ストレスを減らすには、我慢強くなるのではなく、自分が何にストレスを感じるのか知って軽減すること。西多先生によると、この“ストレス耐性”の分類は4つあるという。以下に、先生の解説のもと、そのタイプを紹介しよう。

●「時間の制約」ストレスに弱いタイプ




「このタイプは長引く会議や締め切り前の焦りなど、時間にストレスを強く感じる人です。複数の仕事を同時に進行しようとして、無駄な時間を過ごすことを嫌う。食事もスピード重視で、ファストフードを好みがちです。このタイプの人は効率を求めるあまりスケジュールを詰め込みすぎたり、あれもこれも早く片づけたい!!と、どんどん自分を追い込んでいく傾向もあります」

●「他人の態度・プレッシャー」ストレスに弱いタイプ




「上司に怒られることや、同僚に陰口をたたかれることなどに最もストレスを感じます。ひと言で言うと、みんなにいい顔をしたいと思う人。上司に怒られると2、3日引きずってしまったり、SNSのささいなコメントにも傷ついてしまう打たれ弱さも見られます。仕事のミスを隠して、後から大きなお叱りを受けがちなのもこのタイプですね。また、自分の意見を表に出そうとせず、それもストレスをため込む一因になっています」

●「自尊心が傷つく」ストレスに弱いタイプ




「同期社員やライバルが先に結果を出したり、自分で決めた目的を達成できないことにストレスを感じる。他人よりも、勝手に設定した“理想の自分”からプレッシャーを受けやすく、自己評価が低い傾向にあります。また、いきなり高いハードルを設定するため、実行に移せていない大きな計画がどんどん増えていくタイプです」

●「パーソナルスペースの侵害」に弱いタイプ




「希望していない仕事を任されたり、昇進がすべてという価値観を押しつけられたりと、自分のポリシーやペースを侵害されることにストレスを感じます。これは20代若手社員に急増しているネオストレスタイプともいえますね。“周囲に迷惑をかけず、マイペースをキープしたい”自己中心的考え方で、いつも同じメンバーと飲みに行き、歓送迎会など大人数の空間共有を嫌う。物理的にも自分の領域を守りがちで、電車で隣の席に荷物を置いたりします」

『週刊プレイボーイ18号』の「自分の“ストレス耐性”を事前に知っておく方法」では、自分がどのストレス耐性に分類されるかの診断チェックリストが掲載されているので、興味のある方はチェックしてみては?

(取材/黄 孟志)

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