坂上忍が 『バイキング』月曜MCのオファーを受けた本当の理由は「競艇」だった?

週プレNEWS / 2014年4月29日 6時0分

テレビで見ない日はないというほど、多忙な生活を送っているが、犬の散歩だけは欠かさない愛犬家の坂上忍さん

 『笑っていいとも!』の後番組『バイキング』の月曜MC、そして自身初となる冠番組『坂上忍の成長マン!!』がスタートするなど、正直すぎる本音トークでこの春も大活躍の坂上忍さんを直撃!

■バラエティ出演はいまだに慣れません

―フジテレビで『笑っていいとも!』の後番組『バイキング』の月曜MCを担当し、テレビ朝日では自身初となる冠番組『坂上忍の成長マン!!』がスタート。今回の番組改編で、坂上さんは最も注目を浴びるキーマンと言っても過言ではありません。

坂上 え、そうなの!? 自分としてはまったくそんな意識はないけど……。

―いや、大注目ですよ! まずは『バイキング』について伺いたいんですが、いつ頃オファーがあったんですか?

坂上 去年の12月ぐらいかなぁ。『ノンストップ!』の収録終わりに「『笑っていいとも!』の後番組の件ですが……」ってお話をいただいたんです。

―最初にMC就任の話を聞いたときはどうでした?

坂上 とうとうフジテレビもトチ狂ったかって思いましたよ(笑)。でもまぁ、正直、そのときは信用していなかったんです。見せられたのも仮の企画書でしたし。で、年明けすぐにもう一度お会いして、そこでようやく「本当だったんだ」って思って。それでも、正式にお返事したのは、1月の終わりくらいでしたが……。

―そりゃあ、悩みますよね。

坂上 実は今度、僕が演出する舞台があるので、レギュラー番組以外、4月のお仕事を少し整理していたところだったんです。舞台に集中したくて、マネジャーにも「3月まではちゃんと働くから、新しい仕事はなるべく入れないでくれ」と言ってあって。でも、そんなとき、ある事件が起きたんです。

―いったい何が?

坂上 実は競艇で負けてしまったんです。

―えっ、事件ってそれ? 大変失礼ながら、よくあることなんじゃ……。

坂上 僕はね、いつも年末のレースに、その年に稼いで残った“個人資産”すべてをぶっ込んでいるんですよ。で、結果はというと……チョイ負け。

―大負けじゃなくてよかったですね。

坂上 よくないでしょ! チョイ負けじゃ納得できないじゃないですか。だから、年明けに無理やりスケジュールを空けて、再度勝負しにいったんです。

―結果は?

坂上 ズタボロですよ、ズタボロ! 当たり前ですが、全部持っていかれて、普通に無一文。で、その日のうちにマネジャーにメールしました。「ちゃんと働きます」って(苦笑)。

―ちなみにどれくらい負けたんですか?

坂上 それ聞いちゃいます? きっとフェラーリを新車で買えたと思います(泣)。

―スゴすぎます! その『バイキング』ですが、出演するにあたっての意気込みは?

坂上 とりあえず、クビになる覚悟はできていますよ。

―早いですね(笑)。

坂上 僕はね、露骨なほど感情が表に出るタイプ。だから、かなり危険度が高いと思うんですよ。今までも出演中にまったくしゃべらなくなったり、背中を向けちゃうとかありましたから(笑)。司会者がそうなったら、やっぱりマズいと思うので。

―生放送ですからね……。

坂上 そう、それも心配! 今の時代、放送禁止用語もたくさんあるし、ついつい言っちゃいそうじゃないですか。とりあえず、「オマ○コ」だけは言わないようにします。

―松本明子さん以来の放送史に残る大事故になります。気をつけてください! もうひとつの新番組『成長マン!!』は初の冠番組になります。

坂上 “冠”とはいっても、自分の名前が番組名に入っているだけで、僕はただ座っているだけですからねぇ。プロデューサーの加地さんからは、「正直なリアクションでいい」と言われているので、すごく気はラクですよ。けど、長いこと役者をやってきて、まさか冠番組を持つなんて思ってもいなかった。初めて収録に臨んだとき、「なんでこうなったんだろう」って不思議な気持ちでした。

 

―これまでもバラエティ番組に数多く出演されていますが、今の状況をどう分析されていますか?

坂上 う~ん、なんででしょうね。まぁ、この仕事は呼ばれてナンボなので、呼ばれなくなったらそれまでの話。僕はあくまでも役者ですから、バラエティの畑にしがみついたり、知りもしないのにバラエティ(のタレント)面はしたくない。なので、いつも一回こっきりと思ってやっていますよ。

―番組に固執してないから、忌憚(きたん)のない発言ができるんですね。

坂上 40歳を過ぎてから変に気を使うのはやめて、素のままの自分を全部出そうって決めたんです。ただ、その一方で僕はネガティブ思考。失敗するとすっごい引きずりますよ。

―全然、そうは見えません!

坂上 先ほど『バイキング』の意気込みで「クビ覚悟」と話しましたが、それは根がネガティブだからこそ。でも、僕は思うんですよ、ポジティブシンキングのほうが実は「破滅型」じゃないかって。お気楽な人は「仕事で失敗したけど、寝れば忘れる」とか言うけど、忘れたところで何も問題は解決されないでしょ。僕はずっと引きずって、引きずり倒して、同じミスを繰り返さない方法を模索していく。そういう意味でのネガティブなんです。グジグジしているだけっていうのもありますが……。

―最後にどうしても聞きたかったんですが、そもそもバラエティは好きなんですか?

坂上 どちらかといえば、嫌い(笑)。それは見ることに関してだけど、過去を振り返ってもドリフの番組くらいしか記憶にないもん。それもみんなが見ていたからっていう理由だし。

バラエティに出演するのは楽しいですよ。でも、やっぱりいまだに慣れないですね。ドラマや舞台とは作り方が全然違うので、毎回びびっている気がします(笑)。まぁ、普段どおり、自分らしく頑張っていきますよ。

(取材・文/高篠友一 撮影/本田雄士)

■坂上忍(SAKAGAMI SHINOBU)




1967年6月1日生まれ、東京都出身。




3歳の頃に子役として芸能界デビュー。キッズアクターズスクール「アヴァンセ」を主宰。4月2~6日に脚本・演出を務める舞台『Re:verse~あの瞬間に戻れたら~』が本多劇場で上演予定。公式ブログ【http://ameblo.jp/shinobu-sakagami/】

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